M.アーノルド (木村吉宏)/Gr.5/25:00
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楽曲詳細情報
- 作曲
- マルコム・アーノルド(Malcolm Arnold)
- 編曲
- 木村吉宏(Yoshihiro Kimura)
- 演奏時間
- 25分00秒(約)
- グレード
- 5
- 主なソロパート
- Picc. / Fl. / Ob. / B♭Cl. / Hrn. / Mari.
- Trp.最高音
- 1st:HighH/2nd:A/3rd:A/Cor1:HighB/Cor2:HighB
- 編成
- 吹奏楽
- Flute 1 & 2
- Flute 3 & 4
- Piccolo & Flute 5
- Oboe 1 & 2
- English Horn (doub. Oboe 3)
- Bassoon 1 & 2
- Contra Bassoon
- E♭Clarinet
- B♭Clrinet 1 , 2 & 3
- (all div. in 4)
- Alto Clarinet
- Bass Clarinet
- Contrabass Clarinet
- Alto Saxophone 1 & 2
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone
- Cornet 1 & 2
- Trumpet 1 , 2 & 3(div.)
- Horn 1 , 2 , 3 & 4
- Trombone 1 , 2 & 3
- Euphonium (div.)
- Tuba (div.)
- String Bass (div.)
- Harp 1 & 2
- Piano 1 & 2
- Timpani 1 & 2
- Snare Drum
- Tenor Drum
- Bass Drum
- 2 Field Drums
- 2 Crash Cymbals
- 2 Suspended Cymbals
- 3 Tom-toms
- 2 Low (Deep) Tom-tom
- Bongos
- Triangle
- Tam-tam
- 2 Gong (Medium & Large)
- 2 Glockenspiel
- Xylophone
- Vibraphone
- 2 Marimba
- Chimes
楽器編成
楽曲解説
組曲「戦場にかける橋」は1957年公開の同名の映画音楽が元になっている。戦争映画の名作と知られる「戦場にかける橋」は、「アラビアのロレンス」や「ドクトル・ジバゴ」なども手掛けたイギリスの名匠、デビッド・リーンの監督作品。第二次大戦下のビルマを舞台に、日本軍とその捕虜となったイギリス兵士らが架橋工事のために一致協力するが、橋は完成直後、連合軍によって爆破されてしまう、という戦争の無意味さを鋭く追及した象徴的なドラマ。アーノルドはリーンの映画に3度、作曲家としてかかわっているが、その第3作にあたるこの「戦争にかける橋」でアカデミー音楽賞を受賞している。
吹奏楽編曲の元となった管弦楽組曲は、実はアーノルド自身によるスコアでなく、彼の弟子にあたるクリストファー・パルマ―の筆によるもので、アーノルドが70歳になった1991年、イギリスBBC放送の企画でこの管弦楽組曲が編まれ、彼の誕生日に捧げられた。
全曲は4つの部分からなり、ドラマディックな第1曲「前奏曲 捕虜収容所と脱走」、絵画的あるいは情景描写的な第2曲「夕暮れ」、映画の中でも印象的だったピッコロのフレーズが現れる第3曲「ジャングルの旅」、アーノルドのオリジナル・マーチを使った第4曲「終曲-クワイ河マーチ」と続く。