テューバ3重奏（or ユーフォニウム3重奏 or バリ・テューバ3重奏）：三重奏曲 Op.87／ボブ・ペイン【アンサンブル輸入楽譜】

作曲：ボブ・ペイン(Bob Payne)
編成：テューバ3重奏（or ユーフォニウム3重奏 or バリ・テューバ3重奏）
楽曲構成：全4曲
I. Allegro
II. Adagio
III. Minuet and Trio
IV. Finale (Presto)

3 Tubas or 3 Euphoniums（第3パートは選択可能）

作品番号は「Op.87」とされていますが、実際にこの作品が作曲されたのは1794年であり、ベートーヴェンが自身の作品番号1（Op.1）を出版する以前のことです。
この作品は、当時ウィーンで増加していたアマチュア音楽家たちのために作られたもので、当時からさまざまな楽器編成向けに編曲されてきました。たとえば、ヴァイオリン2本とバス、フルート2本とヴィオラ、クラリネット2本とファゴット、さらにはピアノを含む形など、多様な三重奏編成が存在しています。
なかでも最も一般的だったのは、オーボエ2本とイングリッシュホルンによる三重奏版です。
この編成の特性を念頭に置きながら、私はこの作品をテューバ／ユーフォニアム三重奏用に編曲することにしました。
第3パートは、テューバでもユーフォニアムでも演奏可能なように設計しており、演奏者の編成やレベルに応じて柔軟に対応できるようになっています。
このような編曲により、ベートーヴェン初期の作品を現代の低音金管楽器アンサンブルでも楽しむことができるようになっています。
ーボブ・ペイン