衝撃の最新作、ベールを脱ぐ。
昭和ウインド・シンフォニー第18回定期演奏会ライヴ収録!
吹奏楽の芸術的な可能性を追求し続ける昭和ウインド・シンフォニー。 独自の編成から織りなす柔軟なサウンドで、数々の最新作品を日本に紹介してきた。
アメリカ吹奏楽界の巨匠・E.M.コーポロン氏、 また日本を代表する吹奏楽指揮者・福本信太郎氏による 綿密なアナリーゼとコンビネーションは、数々の吹奏楽作品に音楽の命を吹き込む。
第18回定期演奏会では、銃乱射事件を題材に、凶弾に倒れた9人の犠牲者に捧げた作品 「言葉もなく…」の吹奏楽版を日本初演。 吹奏楽の新たな可能性を提示する昭和ウインド・シンフォニーの真髄を収録したアルバムが此処に!
今回注目の作品は野呂望作曲「あなたとワルツを踊りたい」。
作曲の野呂氏は、現在同大学大学院に在学中。ワルツを踊れない人が慣れないワルツを踊るおぼつかない足取りを8分の5拍子で表現し、ぎこちなくなかなか上手にならないがパートナーにリードされながら最後の最後で3拍子となり完全なワルツとなる。
その描写が実に秀逸で一聴に値する。昭和ウインド・シンフォニーの演奏会で在学生の作品が取り上げられることはもちろん、コーポロンが邦人作品を選曲する事はごくごく稀であることも追記しておきたい。
収録曲
[1]コープランド・ポートレイト/デイヴィッド・コンテ(ライアン・ナウリン編曲) (8'26)
[2]ヒル・ダンス《日本初演》/デイヴィッド・アブシャロモフ (7'28)
交響曲第2番“ハーフィズに寄せて”《日本初演》/ドナルド・グランサム
[3]この音楽を聴け (4'35)
[4]神への挨拶 (6'11)
[5]私はライオンの前足を抱く(7'46)
[7]あなたとワルツを踊りたい/野呂 望(9'16)
[9]行進曲「英雄の連隊」/ジョセフ・トゥリン(4'40)
演奏データ
指揮: ユージーン・M・コーポロン、福本信太郎
演奏: 昭和ウインド・シンフォニー Showa Wind Symphony
収録:2017年6月3日/昭和音楽大学「テアトロ ジーリオ ショウワ」
2017.6.3/ Showa Academia Musicae "Teatro del Giglio Showa"