相模原市吹、初となるセッションレコーディングは、戸田顕作品集!
常任指揮者に福本信太郎を迎え、
2009年に全日本吹奏楽コンクール全国大会3年連続出場を遂げた相模原市民吹奏楽団。
その相模原市吹、初となるセッションレコーディングは、戸田顕作品集!
レコーディングのために書かれた「ヴォイス」は、指揮者の福本信太郎自身によるアルトサックスのソロとバンドが調和し、しっとり歌い上げられている。
またプロコフィエフの「ピーターと狼」は、ナレーターに「ドラえもん」(テレビ朝日版)の野比玉子(のび太のママ)役や「ど根性ガエル」のピョン吉役など数多くの代表作を持つ千々松幸子を起用し、物語が目の前で展開されているような錯覚さえ覚えるクオリティの高い仕上がりになっている。
日本の懐かしいわらべ歌などをテーマにした「童」や、17世紀イギリスの作曲家ヘンリー・パーセルを称える作品「ヘンリー・パーセル讃歌」など戸田顕の作品と地域に根ざした相模原市吹の魅力満載のアルバムとなっている。
戸田顕プロフィール
青森県出身。
1975年(昭和50年)3月、国立音楽大学器楽科(ユーフォニアム専攻)卒業。同年、東京芸術大学大学院音楽研究科入学。ユーフォニアムを大石清氏、指揮法をディビット・ハウエル氏に師事する。大学在学中より、ユーフォニアム奏者として活躍し、1978年、指揮者としてデビュー。
以後、指揮者、作編曲家、クリニシャンとして国内外で活動している。
創作活動も盛んに行い、作品は全日本吹奏楽コンクール課題曲として、台湾やアメリカおいても吹奏楽コンクール課題曲として採用されており、日本国内の出版社をはじめとしアメリカやベルギーの出版社からも多数の作品が出版されている。2005年3月、青森県七戸町より文化賞を授与された。
演奏データ
指揮:福本信太郎
演奏:相模原市民吹奏楽団
収録:2010年9月25・26日/海老名市文化会館
演奏:相模原市民吹奏楽団
収録:2010年9月25・26日/海老名市文化会館