伊藤康英/Gr.4.5/9:00
♪詳細情報♪
▼楽器編成▼
Soprano Saxophone in B♭
Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
♪楽曲解説♪
もはや説明不要のスウィーツ「ティラミス」は、「連れてって(tire)私を(mi)上に(su)」の意味だが、「連れてっちゃおう(tiro)君を(ti)上に(su)」という感じで「ティティロス」と名付けた第1曲。
第2曲「チョコレート・ビアンカ」(ホワイト・チョコレート)は、「愛のチョコレート」の意味で作った「チョコレート・ダモーレ」の「お返し」。
そして第3曲は、アイスクリームの甘さと、エスプレッソ・コーヒーのほろ苦さとの取り合わせが絶妙な「ジェラート・コン・カフェ」。中間部には「チョコレート・ダモーレ」のメロディも現れる。
もともとマレット・パーカッションのアンサンブルとしてこの組曲を作り、その後、マリンバとピアノ伴奏版に編曲。マリンバ奏者・大森香奈さんのリサイタルでこの作品を取り上げた際に、サクソフォンカルテット・コパンと共演。そのご縁での委嘱によりサクソフォーン四重奏版をつくった。
なお、「ジェラート・コン・カフェ」はソプラノ・サクソフォーンとマリンバのために作曲した作品。
第1楽章96小節のバリトン・サクソフォーンは、楽器を指で叩くなど、さまざまな方法でリズムを奏でてほしい。全員で演奏しても良いだろう。
第3楽章終わり近くに書かれた「for ending」を演奏して演奏を終えることができる。続けて演奏する際にはこの小節は演奏しない。
(伊藤康英)