原題: Under the willow / Julie Giroux
♪詳細情報♪
南北戦争の追悼作品。後にブルースになっていくアフリカ系アメリカ人のニュアンスに着目した作品。
作曲者:ジュリー・ジルー(Julie Giroux)
演奏時間:5:30(約)
グレード:4
主なソロパート:Solo Cornet / Trombone
Trp.最高音:Solo Cor:F / 1st:G(Es) / 2nd:D
編成:吹奏楽
販売形態:販売楽譜(スコア+パート譜)
作曲者:ジュリー・ジルー(Julie Giroux)
演奏時間:5:30(約)
グレード:4
主なソロパート:Solo Cornet / Trombone
Trp.最高音:Solo Cor:F / 1st:G(Es) / 2nd:D
編成:吹奏楽
販売形態:販売楽譜(スコア+パート譜)
楽器編成
Piccolo
1st Flute
2nd Flute
1st Oboe
2nd Oboe
1st Clarinet in B♭
2nd Clarinet in B♭
3rd Clarinet in B♭
Bass Clarinet in B♭
1st Bassoon
2nd Bassoon
Contrabassoon
1st Alto Saxophone in E♭
2nd Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
1st Flute
2nd Flute
1st Oboe
2nd Oboe
1st Clarinet in B♭
2nd Clarinet in B♭
3rd Clarinet in B♭
Bass Clarinet in B♭
1st Bassoon
2nd Bassoon
Contrabassoon
1st Alto Saxophone in E♭
2nd Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
Solo Cornet in B♭
1st Trumpet in B♭
2nd Trumpet in B♭
3rd Trumpet in B♭
1st & 2nd Horns in F
3rd & 4th Horns in F
1st Trombone
2nd Trombone
3rd Trombone
Bass Trombone
Euphonium B.C.
Euphonium T.C.
Tuba
Double Bass
1st Trumpet in B♭
2nd Trumpet in B♭
3rd Trumpet in B♭
1st & 2nd Horns in F
3rd & 4th Horns in F
1st Trombone
2nd Trombone
3rd Trombone
Bass Trombone
Euphonium B.C.
Euphonium T.C.
Tuba
Double Bass
Timpani (Gong)
Orchestra Bells
Chimes
Bass Drum
Vibraphone
Orchestra Bells
Chimes
Bass Drum
Vibraphone
♪楽曲解説♪
南北戦争は南部連合が1861年4月12日サウスカロライナ州にあるサムター要塞を砲撃して始まり、1865年春に終戦を迎えました。1865年4月9日、最後の南部陸軍総司令官であったロバート・E・リー将軍はアポマトックス・コートハウスにてユリシーズ・グラント将軍に降伏しました。アメリカ人が戦った中で史上最悪の戦争でした。この戦争はアメリカを二分し、戦いは州対州、隣人対隣人、兄対弟の闘いでした。65万~85万人の死者がいたといわれ、多くの場合、兵士たちは彼らが戦死した地に、その他は亡くなった病院の近くに埋葬されました。その後、大部分の戦地では死体は掘り出され、国立墓苑や南部連合墓苑に移されました。しかし、あまりにも死体の数が多かったために、そしてその時間と労力を理由に、何千人もの南北戦争兵士たちが見知らぬ戦地の墓地にいることは明らかです。ゲティスバーグ市だけでも51,000人もの犠牲者を出しました。アメリカ全土に広がった紛争も墓を残しています。墓標がある人、ない人、北軍の隣に南軍といったように皆同様に埋葬されました。今日まで墓や墓標が未だ発見され続け、戦争の爪痕もはっきりと残っています。
南北戦争を記念した作品を書く機会をいただいたとき、正直いって私は興奮しました。これまでにも、「南北戦争物語 愛と自由への大地」「Love & War」「The Blue and the Gray」を含め、多くの南北戦争に関するテレビ番組の作曲の仕事をしてきました。これらの作品のためのリサーチ中の多くの発見はフランシス・マイルズ・フィンチの詩「The Blue and the Gray」からきています。南北戦争中にニューヨーク・トリビューンに掲載された記事から詩のインスピレーションを受けています。その記事は、北軍南軍、偏見なく墓にお花を供え、祈る女性について書かれていました。その詩は私の頭から離れず、全ての戦争の悲劇を象徴するものとなっていきました。この作品のタイトルもこの詩から発想を得ています。
シンプルな拍子、のちにブルースとなっていくアフリカアメリカンのニュアンスに特に着目し、南北両方の特色を生かし、私自身の音楽的表現で現代的な感覚を表そうとしました。
この曲は南北戦争で命を落とした全ての魂(若者や老人、黒人や白人、北軍と南軍)に捧げます。
南北戦争を記念した作品を書く機会をいただいたとき、正直いって私は興奮しました。これまでにも、「南北戦争物語 愛と自由への大地」「Love & War」「The Blue and the Gray」を含め、多くの南北戦争に関するテレビ番組の作曲の仕事をしてきました。これらの作品のためのリサーチ中の多くの発見はフランシス・マイルズ・フィンチの詩「The Blue and the Gray」からきています。南北戦争中にニューヨーク・トリビューンに掲載された記事から詩のインスピレーションを受けています。その記事は、北軍南軍、偏見なく墓にお花を供え、祈る女性について書かれていました。その詩は私の頭から離れず、全ての戦争の悲劇を象徴するものとなっていきました。この作品のタイトルもこの詩から発想を得ています。
シンプルな拍子、のちにブルースとなっていくアフリカアメリカンのニュアンスに特に着目し、南北両方の特色を生かし、私自身の音楽的表現で現代的な感覚を表そうとしました。
この曲は南北戦争で命を落とした全ての魂(若者や老人、黒人や白人、北軍と南軍)に捧げます。