ラ・チッタ／マイケル・ガイスラー【吹奏楽輸入楽譜】

作曲：マイケル・ガイスラー(Michael Geisler)
演奏時間：8:30（約）
グレード：4
編成：吹奏楽

Piccolo
Flute 1
Flute 2
Oboe 1
Oboe 2
Bassoon 1
Bassoon 2
Eb Clarinet
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Bb Bass Clarinet
Eb Alto Saxophone 1
Eb Alto Saxophone 2
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone

Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
Bb Trumpet 3
Bb Flugelhorn 1 (optional)
Bb Flugelhorn 2 (optional)
F Horn 1
F Horn 2
F Horn 3
Trombone 1
Trombone 2
Bass Trombone
Baritone B.C.
Euphonium
Tuba
Double Bass

Timpani
[Mallet Percussion]
[Percussion 1]
[Percussion 2]

「La Citta（ラ・チッタ）」は、オーストリアのアイゼンシュタット近郊にある地区、ザンクト・ゲオルゲン（St. Georgen）に捧げられた交響的なコンサート作品です。この楽曲は、地元の吹奏楽団「バウエルンカペレ・ザンクト・ゲオルゲン（Bauernkapelle St. Georgen）」のために書かれました。
楽曲の冒頭では、荘厳な序奏が流れ、作品全体を通じて繰り返されるメインテーマが提示されます。この序奏は、歴史と威厳を感じさせる雰囲気を演出し、聴衆を「都市」の物語へと誘います。
続いて、アレグロ・コン・スピリト（快活に）のテンポに切り替わると、古代ローマがキリスト誕生後にこの地域を占領した時代が描かれます。この部分は活気にあふれ、軍隊の行進や都市の躍動を音楽的に表現しています。
途中には、「聖ゲオルゲの歌」という民謡が様々な楽器の組み合わせで巧みに編曲されて登場します。この旋律は地元の文化と伝統を象徴し、地域のアイデンティティを音楽の中で鮮やかに浮かび上がらせます。
その後、再びスピード感のあるパッセージが現れ、ローマ時代の緊張感や力強さが強調されます。