1st Flute
2nd Flute
Oboe
Clarinet in E♭
1st Clarinet in B♭
2nd Clarinet in B♭(div.)
3rd Clarinet in B♭(div.)
Bass Clarinet in B♭
Bassoon
1st Alto Saxophone in E♭
2nd Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
2nd Trumpet in B♭
3rd Trumpet in B♭
1st & 2nd Horns in F
3rd & 4th Horns in F
1st Trombone
2nd Trombone
Bass Trombone
Euphonium (div.)
Bass in C
String Bass Guitar
Electric Bass Guitar
Timpani
【1st Percussion】
Glockenspiel
Xylophone
【2nd Percussion】
Claves
Cowbell
Conga
【3rd Percussion】
鈴
Guiro
木魚
【4th Percussion】
Suspended Cymbal
Tambourine
Cabasa
Triangle
楽譜を見て頂ければ、すぐ気付かれると思いますが、全編を通して、あえて速度表示をしてありません。
これは皆さんのバンドのカラーや指導者の方々の「アイディア」によって、それぞれのバンドが持ち味を充分に生かすことが出来るような、自由な解釈をして頂きたい為にしたことですので、是非この主旨を大切にして頂きたいと思います。
勿論、その「自由な解釈」の中でも大きく分けて2つの「制約」があります。一つは表現法として、流れをゆり動かしてよい部分と、もう一つは一定のリズム、つまり「ビート」に乗って演奏しなくてはならない部分があります。
この曲の中にある「ボサノバ」や「ロック」リズムのところは当然ビートの乗らなくてはなりませんし、それ以外のところはかなり色々な表現法があるものと思います。しかしいずれの場合に於いても決して下品な演奏にならないように注意して下さい。
次に「ボサノバ」のリズムについてですが、「ボサノバ」にはかなり強いアクセントのついたものもありますが、ここでは近代的なやわらかいアクセントの演奏をして頂きたいと思います。又、Dのフリューゲル・ホーンのソロに「フェーク」と書きましたが、これは書いてあることを生かしながら、少し自分の感覚による即興性を加えてもよいと云うことですので、「アドリブ」のように全く、くずした演奏になってはいけません。
なお、フリューゲル・ホーンについては楽器があれば、それが好ましいと云うことですので、「トランペット」でも「コルネット」でも差支えありません。
全体的に云えば、素材は「わらべ唄」ですが、ハーモニーはかなり近代的に変えてあるつもりですので、その調和をスマートにして下さい。
是非豊かな表情のある個性的な楽しい演奏をして下さるように期待しております。
(岩井直溥)