原題: Masque / Francis McBeth →重心の低い響きの作品。力強く響く管楽器と、推進力や多彩な響きを生む打楽器の対比が特徴的。
♪詳細情報♪
作曲者:ウィリアム・フランシス・マクベス(William Francis McBeth)
演奏時間:7分38秒
グレード:4
編成:吹奏楽
出版社:サザン・ミュージック(Southern Music)
販売形態:販売譜
演奏時間:7分38秒
グレード:4
編成:吹奏楽
出版社:サザン・ミュージック(Southern Music)
販売形態:販売譜
楽器編成
Picc.
Fl.1-2
Ob.
Bsn.1-2
Eb Cl.
Bb Cl.1-3
A.Cl.
B.Cl.
CaCl.
CbCl.
A.Sax.1-2
T.Sax.
B.Sax.
Cor.1-3
Hrn.1-4
Trb.1-3
Euph.
Tuba
St.Bass
Hrn.1-4
Trb.1-3
Euph.
Tuba
St.Bass
Timp.
Perc.
♪楽曲解説♪
フランシス・マクベス( 1933年 - 2012年)は、吹奏楽編成ならではの重厚なサウンドとダイナミックな曲想で人気の高い作曲者でした。この1967年作曲された「マスク」は、日本で最も演奏機会が多く、最も知られたマクベス作品の一つです。
タイトルの「マスク」とは16-17世紀にイングランドで盛んだった仮面劇のことで、その起源はルネサンス期の祝い事であるとも言われています。仮面劇は「入場」→「主たる踊り」→「退場」という3つの踊りから構成されていて、「主たる踊り」が最も重要とされていました。
この作品もその構成に従って、祝祭的な雰囲気を表す激しい冒頭と終結部に、ゆったりとしたテンポでだんだんと感情が盛り上がっていく中間部という構成になっています。
また、最初の小節で示される「D-Eb-C」という音形が曲全体に渡って使われます。この音型が少しづつ拡大されて、様々な曲想が表われていく様子も楽しめます。