原題:First Suite for Band score only/Alfred Reed
♪詳細情報♪
4楽章のギャロップは、本来の組曲から単独でアンコールで演奏されることが多い、
楽しさ満点、ノリノリの1曲。
I.マーチ 2:28
II.メロディ 6:15
III.ラグ 4:47
IV.ギャロップ 2:41
楽器編成
Picc./Fl.3
Fl.1-2
Ob.1-2
E.H.
Bsn.1-2
Eb Cl.
Bb Cl.1-3
Eb A.Cl.
B.Cl.
CB.Cl.
A.Sax.1-2
T.Sax.
B.Sax.
Trp.1-3
Cor.1-2
Hrn.1-4
Trb.1-3
Bari. or Euph.
Tubas
St.Bass
Cor.1-2
Hrn.1-4
Trb.1-3
Bari. or Euph.
Tubas
St.Bass
Harp
Timp.
Perc.
♪楽曲解説♪
アルフレッド・リードが1974年から75年にかけて作曲した作者初めての組曲です。楽章間に関連性はなく、むしろ対照的な作風になっています。
第1曲「行進曲」は不協和音が多用された激しい性格をもつ曲です。第2曲「メロディ」は息が長く抒情的な旋律による緩徐楽章です。ここまでの緊張感から一変する残りの2曲は、明るい雰囲気を持っています。第3曲「ラグ」はポップス的な手腕が発揮された作品です。ラグタイム風のメロディが次々を楽器を変えて披露されます。第4曲「ギャロップ」はアメリカン・サーカスの雰囲気で、「できるだけ早く(しかし速すぎずに)」というテンポ指定がこの曲の特徴をいい表しています。現在を多くのバンドが取り上げる吹奏楽作品の重要なレパートリーです。