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原題:Don Quixote/Jean-Pierre Haeck

ドン・キホーテ/ジャン・ピエール・ヘック【吹奏楽輸入楽譜】

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在庫なし お取り寄せ約3~6週間
商品コード
HFB889
メーカー
ハファブラ・ミュージック(Hafabra Music)
¥34,859(税込)
税抜 ¥31,690
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楽曲詳細情報

作曲:ジャン・ピエール・ヘック(Jean-Pierre Haeck)
演奏時間:10:00(約)
グレード:4
編成:吹奏楽

楽器編成

Piccolo
Flute 1
Flute 2
Oboe
Bassoon
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Bb Bass Clarinet
Eb Alto Saxophone 1
Eb Alto Saxophone 2
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone

Bb Flugelhorn / Bb Cornet (optional)
Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
Bb Trumpet 3
F Horn 1
F Horn 2
F Horn 3
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Euphonium
Tuba
Strig Bass

Timpani
[Mallet Percussion]
[Percussion 1]
[Percussion 2]

楽曲解説

この作品は、フランス北部のグランド=サント吹奏楽団の委嘱により作曲され、2023年11月12日に作曲者自身の指揮で初演されました。
構成は、プロローグとエピローグを含む4つの部分から成り立っています。
エピローグでは、ドン・キホーテが夢を見ている設定で、これまで登場した4つのテーマが夢幻的に変化して再登場します。
第1のテーマ:ドン・キホーテ自身のテーマで、騎士らしく気高いメロディです。
第2のテーマ:サンチョ・パンサを表しており、どこかぎこちなく、バロック風の要素も加わっています。寺院ブロックや鈴が使われ、彼のロバの足音を模倣しています。
第3のテーマ:風車を敵と見なすドン・キホーテの幻想的な戦いを描写しています。風の機械や調理器具を使って剣の音を再現し、舞台裏からのファンファーレはわざと風刺的に演出されています。実際の戦いはドン・キホーテとサンチョ・パンサだけが挑んでおり、同時に低音パートでは風車の脅威を表す不穏なテーマが演奏されます。
第4のテーマ:ドン・キホーテが想いを寄せるドゥルシネーアのテーマで、ワーグナーの《ローエングリン》の「婚礼の合唱(結婚行進曲)」を引用。真実の愛か幻想かは、聴く人に委ねられます。
最後のエピローグでは、再び騎士のテーマが登場し、ドン・キホーテがこれからも夢であれ現実であれ、戦いを続けていくことを暗示しています。
スペイン風の要素が作品全体に散りばめられており、作曲家自身が敬愛するリヒャルト・シュトラウスやジャコモ・プッチーニへのオマージュも随所に見られます。