雄鶏たちの踊り （歌劇「仮面舞踏会」より）／カール・ニールセン(ジョセ・シンス)【吹奏楽輸入楽譜】

作曲：カール・ニールセン(Carl Nielsen)
編曲：ジョセ・シンス(Jose Schyns)
演奏時間：5:30（約）
グレード：5.5
編成：吹奏楽

Piccolo
Flute 1
Flute 2
Oboe 1
Oboe 2
Bassoon 1
Bassoon 2
Eb Clarinet
Solo Bb Clarinet 1/2
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Bb Bass Clarinet
Eb Alto Saxophone 1
Eb Alto Saxophone 2
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone

Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
Bb Trumpet 3
F Horn 1
F Horn 2
F Horn 3
F Horn 4
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Euphonium
Tuba
String Bass

Timpani
Triangle

《雄鶏たちの踊り（Dance of the Cockerels）》は、デンマークの作曲家カール・ニールセンによるオペラ《仮面舞踏会（Maskarade）》の第3幕に登場するユーモラスな舞曲です。このオペラは、18世紀の劇作家ルズヴィ・ホルベアの喜劇に基づいています。
ニールセンは1890年代初頭からホルベアの作品をもとにオペラを作ろうと考えていましたが、実際に着手したのは1903年から1904年にかけてで、台本はヴィルヘルム・アンデルセンによって書かれました。
1904年4月に台本が完成し、ニールセンが作曲に本格的に取り組み始めたのは1905年でした。同年10月にはまだ第3幕が未完成のまま作品が劇場に提出され、12月には王立劇場での上演が承認されました。
1906年に初演されると、オペラ《Maskarade》はすぐに大成功を収め、今でもデンマークで最も愛されているオペラのひとつとされています。
《雄鶏たちの踊り》は、その中でも特に生き生きとしていて風刺的な性格を持つ場面であり、にぎやかで機知に富んだ音楽が印象的です。