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原題:The engulfed cathedral/Claude Debussy (Jose Schyns)

沈める寺 (「前奏曲 第1巻」より)/クロード・ドビュッシー(ジョセ・シンス)【吹奏楽輸入楽譜】

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商品コード
HFB857
メーカー
ハファブラ・ミュージック(Hafabra Music)
¥28,017(税込)
税抜 ¥25,470
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楽曲詳細情報

作曲:クロード・ドビュッシー(Claude Debussy)
編曲:ジョセ・シンス(Jose Schyns)
演奏時間:6:00(約)
グレード:4
編成:吹奏楽

楽器編成

Piccolo
Flute 1
Flute 2
Oboe 1
Oboe 2
Bassoon 1
Bassoon 2
Eb Clarinet
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Bb Bass Clarinet
Eb Alto Saxophone 1
Eb Alto Saxophone 2
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone

Bb Cornet 1
Bb Cornet 2
Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
F Horn 1
F Horn 2
F Horn 3
F Horn 4
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Euphonium
Tuba
String Bass

Timpani
[Mallet Percussion]
[Percussion]
Synthesizer (String sound)

楽曲解説

クロード・ドビュッシーによる《沈める寺(La cathedrale engloutie)》は、1910年に出版された彼のピアノ前奏曲集第1巻の第10曲目であり、フランス印象主義音楽の代表作として広く知られています。この作品は、音によって情景や物語を描くという印象主義の特徴を見事に体現しています。
曲が描いているのは、フランスの海岸沖にかつて存在したとされる伝説の都市「イース(Y's)」の物語です。この街はかつて美しく栄えていましたが、人々が罪に溺れたために海に沈められてしまいます。
しかし今でも、海が穏やかな明け方になると、水面からその姿をちらりと現すと信じられています。そんな瞬間、聖職者の歌声、鐘の音、そして荘厳なオルガンの響きが、海の彼方から聞こえてくるのです。
ドビュッシーは、この幻想的な伝説を繊細な和声と構成で描き出しています。
冒頭では遠くで鐘が鳴り、やがて水面からゆっくりと大聖堂が姿を現していく様子が、重厚な和音とともに描かれます。曲が頂点に達すると、まるで荘厳なオルガンが響くような厚みのある和声が現れ、聴く者を圧倒します。
そしてすべてが静かに引いていき、大聖堂は再び海中へと沈み、最後は冒頭と同じように遠くの鐘の音で締めくくられます。