
小さな音のひとつひとつが組み合わさって、いきいきとした音楽を作り出していくーそんな楽しさを感じてもらえる作品!
楽曲詳細情報
- 作曲
- 和田直也(Naoya Wada)
- 演奏時間
- 4:30
- グレード
- 2
- 編成
- フレキシブル・アンサンブル
楽器編成
- Part 1
- Flute
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Trumpet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Violin
- Part 2
- Clarinet in B♭
- Trumpet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Violin
- Part 3
- Clarinet in B♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Alto Clarinet in E♭
- Alto Saxophone in E♭
- Horn in F
- Violin
- Viola
- Part 4
- Tenor Saxophone in B♭
- Euphonium (T.C.)
- Horn in F
- Bassoon
- Trombone
- Euphonium
- Violoncello
- Part 5
- Bass Clarinet in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Bassoon
- Trombone
- Euphonium
- Violoncello
- String Bass
- Tuba
- Percussion
- Glockenspiel
- Timpani
- Snare Drum
- Bass Drum
- Triangle
- Crash Cymbals
- Tambourine
- Wind Chime
- Suspended Cymbal
楽曲解説
「ピクセル」は、デジタルの写真や映像を形づくっている、ひとつひとつのドット(点)を意味します。ひとつひとつはとても小さな存在ですが、それがたくさん集まることで、はっきりとした形や色が見えてきます。この作品は、そんなピクセルのように、ひとつひとつの音やリズムが組み合わさって、まるで絵や映像を描いていくようなイメージで作曲しました。
推進力のある力強い曲調で、音楽は勢いよく前に進んでいきます。整ったリズムとハーモニーが重なり合い、全体として明るく、きらきらとした輝きを感じられるように作られています。
中間部では、落ち着いた曲調の中に、完成した映像の美しさや、静かに広がる風景のような情景が描かれます。動きのある前半と対照的に、音の重なりや余韻が感じられる場面となっています。
小さな音のひとつひとつが組み合わさって、いきいきとした音楽を作り出していく――そんな楽しさを感じてもらえる作品を目指しました。演奏する際は、ひとりひとりの音がどのようにつながり、どのように音楽を形づくっていくのかを意識しながら、楽しんで演奏していただけたら嬉しいです。
(和田直也)