フランス風の軽妙で華やかな音楽は木管楽器を中心とした編成がオススメ。
楽曲詳細情報
- 作曲
- 田村修平(Shuhei Tamura)
- 演奏時間
- 4:30(約)
- グレード
- 4
- 編成
- フレキシブルアンサンブル
- Part 1(option)
- Piccolo (doub .Flute)
- Part 2 (option)
- Flute
- Part 3
- Oboe
- Clarinet in E♭
- Clarinet in B♭
- Part 4
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Part 5
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Part 6
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Part 7
- Clarinet in B♭
- Alto Clarinet in E♭
- Bass Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Part 8
- Bassoon
- Bass Clarinet in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
楽器編成
楽曲解説
●解説
2021年、岐阜県立羽島北高等学校吹奏楽部(顧問:鳥居小百合先生)の委嘱により作曲。同校の8名(Picc/Fl.安田覚統、Fl.森島奈美、Cl.川瀬真白、Cl.山田菜生、Cl.陸浦美結、Cl.大竹怜、A.Sax.谷口優、B.Sax.高見妃真)によりアンサンブルコンテストにて初演、岐阜県大会で金賞を受賞されました。
私は様々なスタイルを使い分けて作曲しますが、今回この楽器編成を伺った際に、「軽妙で華やかな、まるでフランス近代の木管アンサンブル作品のようなスタイルにしよう」と発想しました。ドイツ的、あるいはロシア的な重厚かつ構造的な作品を書くことが多い私にとっては、比較的珍しい作品かもしれません。
響きはもちろんのこと、内容の面でもフランス的な色彩感やセンスに満ちた作品になるよう意図しています。テンポ設定やアーティキュレーションはあくまでも参考程度として記していますので、この作品の世界観やスタイルを理解した上で、自由に想像や工夫をし、演奏を楽しんでいただければ嬉しく思います。
●演奏について
6重奏~8重奏で演奏可能です。ただし、7重奏の場合は1番パート(opt.)を優先して追加し、演奏していただけますと幸いです。
(田村修平)