楽曲詳細情報
- 編曲
- 芳賀 傑(Takashi Haga)
- 演奏時間
- 9:00(約)
- グレード
- 3.5
- 編成
- フレキシブルアンサンブル
- Part 1
- Flute
- Oboe
- Clarinet in E♭
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Part 2
- Flute
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Alto Clarinet in E♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Part 3
- Clarinet in B♭
- Alto Clarinet in E♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Part 4
- Bassoon
- Clarinet in B♭
- Bass Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium
- Part 5
- Bassoon
- Bass Clarinet in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Part 6 (option)
- Clarinet in B♭
- Trumpet in B♭
- Part 7 (option)
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium
- Part 8 (option)
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium
- Part 9 (option)
- Tuba
- String Bass
- Percussion
- Suspended Cymbal
- Taiko (or Snare Drum)
- Chanchiki (option)
- Glockenspiel (option)
- Xylophone (option)
- Timpani (option)
楽器編成
楽曲解説
ブレーン委嘱作品。
●解説
赤とんぼ、ふるさと、しゃぼん玉、春の小川…。
日本人にとって馴染み深く、誰もが口ずさむことができる日本の童謡。
その中にはいつ聴いても心に響く美しい歌が数多く存在します。この作品ではそんな童謡の美しさや楽しさを伝えられるように「浜辺の歌」「七つの子」「とおりゃんせ」の3曲を様々なスタイルでメドレーにしてみました。日本の情景を鮮やかにえがく日本の歌たちを、是非お楽しみください。
●演奏上の留意点
Part2(B♭Cl./S.Sax.)やPart4(Bsn./Trb./Euph.)、Part6(B♭Cl./Tp.)のように、パート譜にオクターブが書いてあるパートは上下どちらを演奏してもよいので、吹きやすい音域を選択してください。また、複数人で吹く場合は、同じ高さのユニゾンよりもそれぞれ違うオクターブの音を吹く方が、サウンドに厚みが出るでしょう。
バスクラリネットはロング管でない場合はオクターブ上の音を選択してください。
●編成について
打楽器パートは必須ですが、ソロの部分をカットすれば管楽器パートのみでも演奏することができるでしょう。
この譜面は木管5重奏、サックス5~8重奏、クラリネット8重奏などの既存の編成はもちろん、混成8重奏や中~大編成にも対応しています。
5人で演奏すればアンサンブルの良さが、10人いれば小編成の良さが、20人いれば立派なバンドの音が出るようなアレンジを目指し、どの編成でも充実した演奏ができるようになっています。
●カットについて
浜辺の歌(約2分45秒)、七つの子(約2分10秒)、とおりゃんせ(約4分前後)
この曲は上記の3つの部分からなっていますが、それぞれを組み合わせることによって、アンサンブルコンテストでも吹奏楽コンクールでも活用することが可能です。
カット例
・浜辺の歌+七つの子 (4分半程)
訪問演奏や音楽教室等に適したしっとりとしたバラード
・とおりゃんせ(4分程)
速い技巧を聴かせられるアンコン用
・浜辺の歌+とおりゃんせ(6分後半)
ゆっくりした曲調と速い曲調の対比を魅せられる吹奏楽コンクール用
上記以外にも演奏会の時間やプログラムの雰囲気に合わせてご自由にカットしていただければと思います。
また、編成が合えば同シリーズ「彩りの風景」「彩りの風景II」からも好きな童謡を組み合わせて自分達だけのメドレーを作ってみてもよいでしょう。
編成だけでなく、カットや曲順なども自由な発想でフレキシブルにお使いいただければ幸いです。
(芳賀 傑)