大切な人に宛てた手紙のような、優しく暖かな作品。丁寧に、感情豊かに演奏したい。
楽曲詳細情報
- 作曲
- 広瀬勇人(Hayato Hirose)
- 演奏時間
- 4:00(約)
- グレード
- 3
- 編成
- フレキシブルアンサンブル
- Part 1
- Flute
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Part 2
- Flute
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Horn in F
- Part 3 (option)
- Bassoon
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium
- Part 4
- Bassoon
- Bass Clarinet in B♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Trombone
- Euphonium
- Tuba
- String Bass
- 1st Percussion (option)
- Vibraphone
- 2nd Percussion (option)
- Marimba
楽器編成
楽曲解説
「3つの手紙」は2022年、ブレーンミュージックへの書き下ろし作品として作曲されました。
この曲は、架空の主人公が、お世話になった自分の友人や恩師、家族など、大切な人への気持ちを手紙につづる、といった情景を描いたもので、テンポの異なる3つの楽章で構成されています。
「あの時、私はあなたの言葉、笑顔に救われた。遠く離れて会えなくなってしまったけれど、今どうしていますか。」
主人公のこの様な問いかけから始まる第1楽章は、大切な人を想う主人公の切ない気持ちをつづっています。テンポのゆるやかな第2楽章では、一緒に過ごした穏やかな日々、想い出を懐かしくつづっており、再び活発なテンポとなった第3楽章では、大切な人の言葉を胸に、一人で力強く歩んでいく決意をつづっています。
古い友人や家族、恋人、恩師、故人など、演奏者がそれぞれ自分の大切な人を思い浮かべながら、場面ごとに感情豊かに演奏すると、気持ちのこもった心揺さぶる演奏となるでしょう。
(広瀬勇人)