少年が夢の中で懸命に前に進んで道を切り開いてゆく。ゆったりとした序奏を伴う「急-緩-急」三部形式。
楽曲詳細情報
- 作曲
- 広瀬勇人(Hayato Hirose)
- 演奏時間
- 4:30(約)
- グレード
- 3
- 編成
- フレキシブルアンサンブル
- Part 1
- Flute
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Part 2
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Part 3
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Trumpet in B♭
- Horn in F
- Part 4
- Clarinet in B♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Bassoon
- Trombone
- Euphonium
- Part 5
- Bassoon
- Bass Clarinet in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Trombone
- Euphonium
- Tuba
- String Bass
- Marimba (option)
- Percussion(optioon)
- Suspended Cymbal
- Triangle
楽器編成
楽曲解説
この作品は2019年、広島県吹奏楽連盟の創立60周年記念委嘱作品として作曲されました。
曲はゆったりとした序奏を伴う「急-緩-急」の三部形式で構成されています。少年が眠りに入り、夢の中で見知らぬ場所、環境に戸惑いながらも、必死に前に進んで道を切り開いてゆく様子が自由に描かれています。
様々な楽器の組み合わせで演奏できる様、フレキシブル5~7重奏(管楽器5人+オプション打楽器2人)の編成で書かれていますが、木管楽器の多い編成で組み合わせると、より演奏がしやすく、高い演奏効果が期待できるでしょう。打楽器奏者が加わる場合は、Part 6のマリンバを担当すると、アンサンブル全体が引き締まり、サウンドに深みも加わります。
主旋律や伴奏などの演奏バランスに気をつけて、場面によって音色の変化をつけながら演奏すると、起伏に富んだドラマチックな演奏となるでしょう。(広瀬勇人)