著名な戯曲・小説の「ピーター・パン」に登場する国、ネバーランドを題材としたファンタジックな作品。
楽曲詳細情報
- 作曲
- 高橋宏樹(Hiroki Takahashi)
- 演奏時間
- 6分30秒(約)
- グレード
- 3.5
- 編成
- フレキシブル5~6パート+打楽器
- 販売形態
- 販売譜(スコア+パート譜)
- Part 1(opt.)
- Flute
- Clarinet in E♭
- Part 2
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Part 3
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Horn in F
- Part 4
- Bassoon
- Clarinet in B♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium
- Part 5
- Bassoon
- Clarinet in B♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium
- Part 6
- Bassoon
- Bass Clarinet in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Tuba
- String Bass
- Timpani(opt.)
- 1st Percussion
- Snare Drum
- Suspended Cymbal
- Tambourine
- Triangle
- Wind Chime
- Floor Tom
- 2nd Percussion
- Glockenspiel
- Xylophone
楽器編成
楽曲解説
ネバーランドはジェームス・マシュー・バリーの書いた「ピーター・パン」に登場する国です。イギリスのロンドンから2時間45分で着くそうです。東京~大阪間を新幹線で移動したくらいです、割と近いですね。
そのネバーランドには海賊、妖精、インディアンなど様々なものたちが住んでいます。今回はピーターパンの物語ではなく舞台そのものを音楽にしてみました。曲は4楽章からなります。
1.ティンカーベルと子供たち/TinkerBell & the Lost Boys
メインランド(人間の世界)で親たちとはぐれてしまったロストボーイたちとティンカー・ベルが元気に跳ね回っている様子を描いています。
2.人魚の泉/Mermaid Lagoon
マーメイド・ラグーンというとテーマパークのファンタジックな場所を想像しがちですが、ここで描かれるのは、人魚の美しい声でおびき寄せられた人が水中に引きずり込まれるという場面で、実は非常に危険な場所なのです。その不気味さを音楽にしています。
3.タイガー・リリーの住処/Indian Camp
インディアンの暮らす場所です。太鼓の音メインで、火を囲んで「アワワワワ」とやっている様子を描いています。
4.ドクロ岩の海賊船/Pirate Ship and Skull Rock
ドクロ岩は海賊が戦った相手の戦利品を隠している場所です。そこに停泊している海賊船。海賊は本来非道な存在ですが、ここでは陽気で楽しく暮らしている様子を6/8のタランテラ風にして表現しています。
(高橋宏樹)