楽曲詳細情報
- 作曲
- 八木澤教司(Satoshi Yagisawa)
- 演奏時間
- 6:20(約)
- グレード
- 3
- 編成
- フレキシブル5パート+打楽器
- 販売形態
- 販売譜(スコア+パート譜)
- Part 1
- Flute
- Oboe
- Clarinet in E♭
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Cornet in B♭
- Part2
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Cornet in B♭
- Part3
- Bassoon
- Clarinet in B♭
- Alto Clarinet in E♭
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Alto Horn in E♭
- Euphonium
- Part 4
- Bassoon
- Clarinet in B♭
- Bass Clarinet in B♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium
- Part 5
- Bassoon
- Bass Clarinet in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Bass Trombone
- Tuba
- String Bass
- Timpani
- Glockenspiel
- 1st Percussion
- Bongo
- Suspended Cymbal
- 2nd Percussion
- Snare Drum
- Tambourine
- Wind Chime
- Drum Set (opt.)
楽器編成
楽曲解説
2021年、ブレーン・ミュージックの委嘱によりフレキシブル5重奏+打楽器のための作品として作曲しました。「アルタミラ」とは、スペイン北部のサンティリャーナ・デル・マル近郊にある洞窟で、約18,000~10,000年前の旧石器時代末期に描かれた洞窟壁画が有名です。牛、イノシシ、馬などの動物を中心とした壁画が写実的に描かれており、1985年に「アルタミラ洞窟」として世界遺産に登録されました。約13,000年前の落石によって入り口が閉ざされ、1879年に12歳の少女によって偶然発見されるまで、外気から遮断された状態であったと考えられています。発見した少女はどんな気持ちだったのでしょう。保全のため現在は公開されておらず、私は洞窟が再現された首都マドリードの国立考古学博物館を取材して作曲しました。
●演奏にあたって
5パート(以上)から演奏可能で、「アンサンブル」で演奏する場合は打楽器を省略できます。打楽器のパートを1人で演奏できるドラムセット譜も用意しました。
1パート複数人の「少人数・小編成バンド」で演奏する場合は、同じフレーズを奏する金管楽器を省き木管楽器のみで演奏するなど、より色彩感を追求しても良いでしょう。また、「金管バンド」での演奏もできるよう配慮していますので、各団体の個性を生かしたアプローチで音楽創りをしてください。。
難易度は抑えられており、音域も高くなく、難しいリズムを避けています。技術的な負担が少ない分、音楽を表現することに力を入れて取り組めるでしょう。ぜひ、楽しんで演奏してください。。
現場の実情を考慮して、比較的カットしやすい作風で構成しました。5分以内で演奏する場合は、“J”に進まず“M”に進む(100小節を演奏した後に126小節に進む)ことを作曲者として提案しますが、様々なアイデアや工夫があっても良いでしょう。
(八木澤教司)