3楽章形式の長めの原曲を木管フレキシブルのための3重奏として改編した和のタッチを感じる作品。
お詫びと訂正のお知らせ
ブレーン・アンサンブル・コレクションをお選びいただきありがとうございます。
「花の香る季節に~3つの木管楽器のために」につきまして、スコアおよびパート譜について誤りがございます。
大変ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんが、以下のPDFをご確認いただき、
訂正の上ご利用頂きますようよろしくお願いいたします。
楽曲詳細情報
- 作曲
- 八木澤教司(Satoshi Yagisawa)
- 演奏時間
- 4分50秒(約)
- グレード
- 3
- 編成
- フレキシブル 3パート
- 販売形態
- 販売楽譜(スコア+パート譜)
- Part 1
- Flute
- Oboe
- Clarinet in E♭
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Part 2
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Part 3
- Bassoon
- Bass Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
楽器編成
楽曲解説
♪自作の筝曲を改作。和の趣を感じながら演奏しよう。
原曲は箏合奏団「絹の会」の委嘱で作曲した3楽章形式の長めの作品でしたが、それを木管フレキシブルのための3重奏として改編しました(CDレコーディングはフルート、クラリネット、アルトサクソフォーンで行いました)。
「日本は四季を感じる素晴らしい国」と言われていますが、日本で育った私にとって正直それは「あたりまえ」のことで近年まで実感がありませんでした。
しかし最近は客演指揮、指導、講習会などで他国へ招かれる機会が増え、日本の良い面を再確認すると共にこれまで意識していなかった「日本の四季」の素晴らしさを改めて感じるようになりました。
原曲が日本の伝統楽器である箏のために書いたこともあり、和を感じるタッチで作曲していますが、この音楽は純粋な和をイメージしたものではありません。
なぜならば現代の日本には純粋な和はほとんど存在せず、様々な国の良き文化を取り入れて、それらを融合して我々は生活しているからです。
ですから演奏にあたっても古典的な和のイメージにこだわらず、現代の感覚で自由に想像を膨らませてお楽しみ頂きたいです。
(八木澤教司)