この「小組曲」は、フレキシブル編成で、5パートの管楽器と打楽器のアンサンブルで構成しています。
楽曲詳細情報
- 作曲者
- 櫛田胅之扶(Tetsunosuke Kushida)
- 演奏時間
- 6分30秒(約)
I.雲に乗って [1:30] II.ひとときの感傷 [0:45] III.一人でダンス [1:00] IV.木の葉の子守唄 [2:15] V:ピエロの行進 [1:00] - グレード
- 4
- 編成
- フレキシブル5+ 打楽器
- 販売形態
- 販売楽譜(スコア+パート譜)
- Part 1
- Flte
- piccolo
- Clarinet in B♭
- Part 2
- Flute
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Part 3
- Clarinet in B♭
- Trumpet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Part 4
- Horn in F
- Tenor Saxophone in B♭
- Bassoon
- Euphonium
- Trombone
- Part 5
- Bass Clarinet in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Euphonium
- Tuba
- Bassoon
- String Bass
- Part 6(opt.)
- Glockenspiel
- Xylophone
- Vibraphone
- Marimba
- Timpani
楽器編成
この作品につきましては、指定された楽器以外による編成での演奏も認められます。
楽曲解説
アンサンブルの1つの考え方として、フレキシブル編成と呼ばれている編成があります。最小5・6人でさまざまな編成で演奏が可能、と云うアンサンブル曲です。教育現場での音楽教育の一環として取り上げて行くことは、大変意味のあることと思います。
この「小組曲」は、フレキシブル編成で、5パートの管楽器と打楽器のアンサンブルで構成しています。各パートの楽器・人数は、フレキシブル・アンサンブルの名称通り、バンドの実情に合わせ、柔軟性をもって自由に編成することが可能です。ですから楽曲自体もその楽想・主題が、どんどん広がって行く、自由さが必要だと思います。この曲はその意味で、演奏が創造できる曲にしました。1冊の絵本のような、と考えています。それぞれの曲は、その題名から想像できる、色んなイメージを創り出して下さい。日常的なことから、夢・空想といったことまでも、自由に大きく広げて行けば良いでしょう。
『雲に乗って』では、どんな雲か、その雲に乗って、どこへ行くのかとか『ひとときの感傷』では、何があったのでしょうか、どうして ? とか『木の葉の子守唄』は、木の葉が子守唄のように、風に散っている様子、などなどです。
なお、楽器の音域によって、1オクターブの変更は可能です。とくに、金管合奏で演奏する場合、部分的にも、フレーズ間でも、音域の移動を考慮して、バランスのとれたアンサンブルを作って下さい。
(櫛田胅之扶)