♪詳細情報♪
ホルストの組曲「惑星」より「木星」に登場する有名な旋律を用いて書かれた作品。この「2001」ヴァージョンは、途中から「木星」のメロディがポップにはじけた編曲となっている。各楽器の良さを引き出した主旋律があり、しっとりと聴かせるところから、スウィングで楽しく演奏するところなどメリハリがある。サックス4重奏版、フルート4重奏版、木管3重奏とピアノ版、サクソフォーン、フリューゲルホルンとピアノ版があるが、打楽器が加わったことで、さらにポップスの魅力が深まっている。
▼楽器編成▼
Flute (doub Piccolo)
Clarinet in B♭
Alto Saxophone in E♭
Horn in F
Trumpet in B♭
Trombone
Tuba
Clarinet in B♭
Alto Saxophone in E♭
Horn in F
Trumpet in B♭
Trombone
Tuba
1st Percussion
Glockenspiel
Wind chime
Marimba
Wind chime
Marimba
2nd Percussion
Vibraphone
Glockenspiel
Tom-tom (Drum Set)
Triangle
Hi-hat Cymbal
Snare Drum
Suspended Cymbal
Wind Chime
Glockenspiel
Tom-tom (Drum Set)
Triangle
Hi-hat Cymbal
Snare Drum
Suspended Cymbal
Wind Chime
※パーカッションは2~3人で演奏
♪楽曲解説♪
ホルスト作曲の組曲(惑星)の中の《木星》の中間部のメロディによる作品。1999年、静岡グランシップでの「Moving Music Express」にて初演。元々はヴォカリーズによる合唱曲として書いた。
この曲を聴いて、さてこのメロディはなんだっけ?と思われることでしょう。何かわれわれ日本人好みのメロディのようだなぁ、と思ったかもしれない。が、実はこれは、ホルストの手になる組曲《惑星》の中間部に出てくるメロディをもとにしているのです。
1998年に合唱用に作った。その後、フルートとピアノのために作り直した。さらにマジカル・サウンズ用、静岡県浜松市の「冬の蛍」というフェスティヴァル用、倉敷チボリ公園用など、ずいぶんといろいろなヴァージョンを作った。このメロディ、近頃、ヒットチャートに乗っているらしいのだが…
(2004年2月29日マジカル・サウンズコンサート、プログラムより 伊藤康英)