北海道空知地方、厳しい冬を迎えるこの土地で暮らす人々の“路(みち)”に、暖かい風が吹き輝かしい光が差すことを願い作られた作品。
楽曲詳細情報
- 作曲
- 八木澤教司(Satoshi Yagisawa)
- 演奏時間
- 4:40
- グレード
- 5
- 編成
- 金管8重奏
楽器編成
- 1st Trumpet in B♭ (doub. Piccolo Trumpet in B♭)
- 2nd Trumpet in B♭ (doub. Flugelhorn in B♭)
- 3rd Trumpet in B♭ (doub. Flugelhorn in B♭)
- Horn in F
- 1st Trombone
- 2nd Trombone
- 3rd Trombone
- Tuba
楽曲解説
北海道の滝川吹奏楽団の金管アンサンブルの委嘱作品。2023年3月に開催された第46回全日本アンサンブルコンテスト(静岡県浜松市開催)で私の金管八重奏曲『忘却の城跡』(ブレーン刊)を演奏してくださった同団の金管アンサンブル。そのときが初対面でしたが幸いにも打上げをご一緒させていただく機会に恵まれ、意気投合したことをきっかけに、この『空が知る路』が誕生することになりました。
空知地方で活動する彼らにとって「路(みち)」は“厳しい冬を乗り越え、春を迎える希望や人々の絆を象徴するものである”と伺ったことでテーマが決まり、それを踏まえてタイトルは空知の「空」と「知」を掛け合わせて名づけています。
短い夏に桜が咲いたり、冬本番で雪に埋もれたり、決して平坦ではない路。音楽で心を通わせれば、暖かい風が吹き輝かしい光が差すことを願い、空が見守る中で人々が歩む”みち”を表現しました。 金管アンサンブルのレパートリーのひとつとして親しんでいただけましたら幸いです。
(八木澤教司)
■ 初演メンバー:滝川吹奏楽団
Trumpet 1(Picc.Trp.)… 緒方 建塁
Trumpet 2(Flug. Hn.)… 高島 夢夏
Trumpet 3(Flug. Hn.)… 堀束 綾女
Horn … 棚橋 日向子
Trombone 1 … 藤林 法子
Trombone 2 … 大累 恵子
Trombone 3 … 高島 崇
Tuba … 内野 信













