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タイトルは「半音階的練習曲」を意味し、短2度のぶつかりが多用された第一楽章・半音階が幻想的な雰囲気を感じさせる第二楽章・調性を感じさせずユニゾンとエコー的音響の対比が美しい第三楽章から構成された作品!

クラリネット4重奏:Chromatic Etudes/松下倫士【アンサンブル販売楽譜】

在庫
在庫あり
商品コード
ENMS-84619
JANコード
4995751826756
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
¥4,400(税込)
税抜 ¥4,000
数量
-+

楽曲詳細情報

作曲
松下倫士(Tomohito Matsushita)
演奏時間
4:40
グレード
4.5
編成
クラリネット4重奏

楽器編成

    • 1st Clarinet in B♭
    • 2nd Clarinet in B♭
    • 3rd Clarinet in B♭
    • 4th Clarinet in B♭

楽曲解説

 この作品は厚木シビックウインドシンフォニーの委嘱で作曲し、2024年度に行われたアンサンブルコンテストにおいて初演されました。同団体には、これまでに「悲しきナイチンゲール」「カタルーニャ讃歌」を委嘱・初演していただいており、今回が3作目になります。

 「クロマティック・エチュード」は訳すと<半音階的練習曲>ですが、曲全体に半音階を多く使用しながら作曲しました。3つの楽章で構成されており、第一楽章は半音でぶつかりながら、急速に動き回るパッセージが特徴で、時々シンコペーションのリズムが登場し、力強さを表現しています。第二楽章は幻想的な雰囲気があり、1stのソロ的なパッセージもありながら、全体としては柔らかく美しいハーモニーを創り出しています。第三楽章はユニゾンの主題で始まります。調性感をあえて出さないように、音の動きを工夫しました。そして最後は第一楽章のパッセージが再び登場し、半音でぶつかりながら激しく終わります。

 演奏する際は、一人一人の技術はもちろん必要不可欠ですが、機械的になりすぎず、音楽的な表現ができるよう心掛けていただけたら嬉しいです。

(松下倫士)

初演:
厚木シビックウインドシンフォニー(1st木下佳央里、2nd宮坂歩、3rd霜島美穂、4th神馬茉莉菜)
第48回神奈川県アンサンブルコンテスト一般・職場の部 金賞・代表
第30回東関東アンサンブルコンテスト 金賞