♪詳細情報♪
作曲:山澤洋之(Hiroyuki Yamazawa)
演奏時間:8:00(I. 1:15 / II. 3:25 / III. 1:10 / IV. 2:10)※自由に組合せて演奏可
グレード:3
編成:アンサンブル
演奏時間:8:00(I. 1:15 / II. 3:25 / III. 1:10 / IV. 2:10)※自由に組合せて演奏可
グレード:3
編成:アンサンブル
▼楽器編成▼
1st Percussion
Marimba
Vibraphone
2nd Percussion
Snare Drum
Glockenspiel
Marimba
2 Toma
Bongo
Bass Drum
Suspended Cymbal
3rd Percussion
2 Toms
Suspended Cymbal
Bass Drum
Tam-tam
Ratchet
Marimba
Vibraphone
Marimba
Vibraphone
2nd Percussion
Snare Drum
Glockenspiel
Marimba
2 Toma
Bongo
Bass Drum
Suspended Cymbal
3rd Percussion
2 Toms
Suspended Cymbal
Bass Drum
Tam-tam
Ratchet
Marimba
Vibraphone
4th Percussion
Xylophone
Crotale
Marimba
Glockenspiel
5th Percussion
Glockenspiel
Whip
Wind Chime
Crash Cymbals
Xylophone
Suspended Cymbal
Conga
Xylophone
Crotale
Marimba
Glockenspiel
5th Percussion
Glockenspiel
Whip
Wind Chime
Crash Cymbals
Xylophone
Suspended Cymbal
Conga
6th Percussion
Wind Chime
Tambourine
Tam-tam
Triangle
Marimba
Claves
Cowbell
Hi-hat Cymbal
Splash Cymbal
Conga
7th Percussion
Timpani
Chimes
Claves
8th Percussion
Bass Drum
Nut or bean rattle
Tam-tam
Wind Chime
Tambourine
Tam-tam
Triangle
Marimba
Claves
Cowbell
Hi-hat Cymbal
Splash Cymbal
Conga
7th Percussion
Timpani
Chimes
Claves
8th Percussion
Bass Drum
Nut or bean rattle
Tam-tam
♪楽曲解説♪
ブレーン委嘱作品。
前作「Percussion Parade」が幸いなことにたくさんの方に演奏いただきました。その中で、特に教育現場の皆様から頂いたアイディアを基に、ブレーン・ミュージックの依頼を受け作曲しました。
1つめのアイディアは、人数が自由に選べるということ。前作と同じく1~3番までのプレイヤーは必須ですが、その他は4~8番のどのパートを演奏しても曲が成立するようになっています。各団体の状況に合わせて選んでみてください。
2つめに、さまざまなレベルのメンバーで演奏ができること。鍵盤や太鼓の得意不得意という問題もありますが、基本的には1番が難しく、8番が易しい作りになっています。無理なくメンバー全員でアンサンブルを楽しんでほしいと思います。
3つめに、あまり特殊な楽器を使わないこと。マリンバも4オクターブの楽器1台で演奏できるようになっています。4番以降の楽器は他の楽器で代用したり、どうしても用意できない場合はカットしたりといったことも可能です。
「Percussion Paradise」というタイトルは「PP」と略せることから、ブリテンの「シンプルシンフォニー」のように、同じアルファベット2文字に略せるようにしてみようと考え、それぞれの楽章を名付けています。各楽章の特徴を表現していただければ幸いです。
1. Shiny Snare Drum
スネアドラムを中心にアンサンブルが進みます。次の小節へ向かうエネルギーを上手に利用し、快速な演奏を目指しましょう。主役はスネアドラムですが、膜質楽器やシンバル類と鍵盤楽器のバランスに注意しましょう。1番パートの音部記号に注意してください。
2. Genteel Glockenspiel
冒頭の3和音は、3本バチが難しい場合はアルペジオ(下から)でも構いません。また、クロテイルはグロッケンや学校にある金属の楽器(トーンチャイムやハンドベルなど)で代用してもよいでしょう。慈しみを持つ祈りの部分と、オルゴール的なメロディで構成しています。ラチェットでの表現がポイントです。
3. Wiggly Woods
4オクターブのマリンバ1台で演奏するときは、1番のパートを反対側から、向かい合って演奏してください。また、4番・5番のシロフォンも1台で演奏可能です。6番のクラベスなどの「木片」は、できるだけ低い音がでるものを考えて選んでください。森の妖精たちが駆け回り遊んでいるように演奏していただければ幸いです。
4. Dynamic Drums
マルチパーカッションが活躍します。こちらも1楽章と同じように鍵盤楽器とのバランスを整えましょう。モチーフは「蒼輝炎舞」という私の別の作品と共通しています。
炎が蒼く美しく舞う姿をモチーフにしています。炎として燃え上がりますが、冷静に(Coolに!)炎を表現する姿を「蒼」としてとらえてほしいと思います。
演奏される皆さんの想像力を創造力に変えた、個性あふれる演奏を期待しています。
前作「Percussion Parade」が幸いなことにたくさんの方に演奏いただきました。その中で、特に教育現場の皆様から頂いたアイディアを基に、ブレーン・ミュージックの依頼を受け作曲しました。
1つめのアイディアは、人数が自由に選べるということ。前作と同じく1~3番までのプレイヤーは必須ですが、その他は4~8番のどのパートを演奏しても曲が成立するようになっています。各団体の状況に合わせて選んでみてください。
2つめに、さまざまなレベルのメンバーで演奏ができること。鍵盤や太鼓の得意不得意という問題もありますが、基本的には1番が難しく、8番が易しい作りになっています。無理なくメンバー全員でアンサンブルを楽しんでほしいと思います。
3つめに、あまり特殊な楽器を使わないこと。マリンバも4オクターブの楽器1台で演奏できるようになっています。4番以降の楽器は他の楽器で代用したり、どうしても用意できない場合はカットしたりといったことも可能です。
「Percussion Paradise」というタイトルは「PP」と略せることから、ブリテンの「シンプルシンフォニー」のように、同じアルファベット2文字に略せるようにしてみようと考え、それぞれの楽章を名付けています。各楽章の特徴を表現していただければ幸いです。
1. Shiny Snare Drum
スネアドラムを中心にアンサンブルが進みます。次の小節へ向かうエネルギーを上手に利用し、快速な演奏を目指しましょう。主役はスネアドラムですが、膜質楽器やシンバル類と鍵盤楽器のバランスに注意しましょう。1番パートの音部記号に注意してください。
2. Genteel Glockenspiel
冒頭の3和音は、3本バチが難しい場合はアルペジオ(下から)でも構いません。また、クロテイルはグロッケンや学校にある金属の楽器(トーンチャイムやハンドベルなど)で代用してもよいでしょう。慈しみを持つ祈りの部分と、オルゴール的なメロディで構成しています。ラチェットでの表現がポイントです。
3. Wiggly Woods
4オクターブのマリンバ1台で演奏するときは、1番のパートを反対側から、向かい合って演奏してください。また、4番・5番のシロフォンも1台で演奏可能です。6番のクラベスなどの「木片」は、できるだけ低い音がでるものを考えて選んでください。森の妖精たちが駆け回り遊んでいるように演奏していただければ幸いです。
4. Dynamic Drums
マルチパーカッションが活躍します。こちらも1楽章と同じように鍵盤楽器とのバランスを整えましょう。モチーフは「蒼輝炎舞」という私の別の作品と共通しています。
炎が蒼く美しく舞う姿をモチーフにしています。炎として燃え上がりますが、冷静に(Coolに!)炎を表現する姿を「蒼」としてとらえてほしいと思います。
演奏される皆さんの想像力を創造力に変えた、個性あふれる演奏を期待しています。
(山澤洋之)