♪詳細情報♪
▼楽器編成▼
Flute
Oboe
Clarinet in B♭
Oboe
Clarinet in B♭
♪楽曲解説♪
原曲はクラリネット三重奏曲なのですが、フルート、オーボエ、クラリネットの木管作品としてリメイクすると、また違った世界観で面白いのではないかと思い、オーケストレーションを組みなおし、新たに加筆しました。
現代的な手法とアラビア音階を取り入れた、3つの章から成っており、冒頭は、各ソロによる緊張感のある歌、旋律が今後の展開を感じさせます。中間部では、曲の方向性がはっきりと決まる瞬間を表現、また後半部は感情的な部分を音だけでなく足にもその気持ちを込めました。土俗的な舞踊、終盤においては失速することのない三種の楽器の音色が、絡み大きなうねりになり、そして聴く人の心を掴むでしょう。
木管アンサンブルに、新たな魅力を感じて頂けると作曲した身として嬉しく思います。
2019年に委嘱、初演をしてくださった横浜市立中山中学校吹奏楽部の皆さん、顧問の大胡田忠敏先生と、この作品を作り上げる事が出来、とても幸せな時間でした。
(片岡寛晶)