「ゼツメツキグシュノオト」
とは?
ゼツメツキグシュ(絶滅危惧種)とは、生存個体が稀少となり絶滅が危ぶまれている生き物です。 でも、彼らは彼らなりに、いつも通りの日々を生き、一生懸命に、チャーミングに、たくましく毎日を過ごしています。 音の台所(茂木淳子)さんの絵とポエム、そのイメージを元に春畑セロリさんが作曲したピアノ作品を、中村匡寿さんがクラリネットアンサンブルに編曲しました。 |
幅広い方に親しんでいただけるよう、クラリネットをはじめとする様々な楽器で演奏することができます。 この作品を聴いて、見て、演奏することで、「ゼツメツキグシュ」たちに少しでも心をよせ、地球環境や生命について思いをはせるきっかけになればと、願っています。 |
♪詳細情報♪
作曲:春畑セロリ(Celeri Haruhata)
編曲:中村匡寿(Tadahisa Nakamura)
演奏時間:8分00秒(約)
グレード:3.5
B.Cl.最低音:Low Des (実音)
編成:クラリネット5重奏
編曲:中村匡寿(Tadahisa Nakamura)
演奏時間:8分00秒(約)
グレード:3.5
B.Cl.最低音:Low Des (実音)
編成:クラリネット5重奏
▼楽器編成▼
この作品はクラリネット5重奏を基本として、下記の編成の通り楽器を置き換えて演奏することもできます。
【Part 1】
Clarinet in E♭
Flute
Soprano Saxophone in B♭
【Part 2】
Clarinet in B♭
Alto Saxophone in E♭
Clarinet in E♭
Flute
Soprano Saxophone in B♭
【Part 2】
Clarinet in B♭
Alto Saxophone in E♭
【Part 3】
Clarinet in B♭
Alto Saxophone in E♭
【Part 4】
Basset Horn in F
Alto Clarinet in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Euphonium
Clarinet in B♭
Alto Saxophone in E♭
【Part 4】
Basset Horn in F
Alto Clarinet in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Euphonium
【Part 5】
Bass Clarinet in B♭
Baritone Saxophone in E♭
Bass Clarinet in B♭
Baritone Saxophone in E♭
♪楽曲解説♪
「ゼツメツキグシュノオト」は、この地球上でまさに絶滅していこうとしている動物たちに心を寄せて書いたピアノ曲集で、ポエム付きのイラストを描いてくださった音の台所(茂木淳子)さんとのコラボ作品です。
この曲集を気に入ってくださったクラリネット奏者の緒形真依子さんが、これをクラリネット五重奏で演奏する企画を立ち上げ、中村匡寿さんが編曲を担当してくださいました。
クラリネットの深みのある、しかしクリアな音色が、動物たちの悲しみではなく、生きる力や明日への希望、可愛さ、けなげさを伝えてくれています。
演奏してくださるみなさんが、作品のメッセージを語り合い、咀嚼しあい、その上で、互いのメロディやハーモニーを楽しんでくだされば、きっとその想いが聴衆へと伝わって、濃密なひとときを共有できると思います。
チャーミングな動物たちと同じ星で同じ時代を生きている、そんな喜びを分かち合っていただけたら嬉しいです。
この作品はクラリネットアンサンブル『Lampi』の緒形真依子氏による依頼で編曲しました。一息に全編曲を仕上げるほどに春畑セロリ氏による原曲のコンセプトと音楽の魅力に大変共感を覚えました。それぞれの生き物のキャラクターに合わせて音楽標語が添えてあり、表現の手引きとなっているので是非それらを味わいながら演奏してみてください。音楽はあくまでも人間のためのものであって、直接的に動物を癒したり救ったりすることは出来ないかもしれませんが、音楽を通して世界を知ったり関わろうとする態度こそが音楽自身と世界を確実に豊かにするのだと信じています。この編曲作品によって、ピアニストのみならず管楽器を愛好する人など、より多くの人がゼツメツキグシュノオトに耳をすまし、愛すべき彼らに想いを馳せていただけたら幸いです。この度の出版に際し編曲を快諾いただいた春畑セロリ氏と音楽之友社様、ブレーン株式会社の皆様、Lampiの皆様に心より深謝致します。
この曲集を気に入ってくださったクラリネット奏者の緒形真依子さんが、これをクラリネット五重奏で演奏する企画を立ち上げ、中村匡寿さんが編曲を担当してくださいました。
クラリネットの深みのある、しかしクリアな音色が、動物たちの悲しみではなく、生きる力や明日への希望、可愛さ、けなげさを伝えてくれています。
演奏してくださるみなさんが、作品のメッセージを語り合い、咀嚼しあい、その上で、互いのメロディやハーモニーを楽しんでくだされば、きっとその想いが聴衆へと伝わって、濃密なひとときを共有できると思います。
チャーミングな動物たちと同じ星で同じ時代を生きている、そんな喜びを分かち合っていただけたら嬉しいです。
(春畑セロリ)
この作品はクラリネットアンサンブル『Lampi』の緒形真依子氏による依頼で編曲しました。一息に全編曲を仕上げるほどに春畑セロリ氏による原曲のコンセプトと音楽の魅力に大変共感を覚えました。それぞれの生き物のキャラクターに合わせて音楽標語が添えてあり、表現の手引きとなっているので是非それらを味わいながら演奏してみてください。音楽はあくまでも人間のためのものであって、直接的に動物を癒したり救ったりすることは出来ないかもしれませんが、音楽を通して世界を知ったり関わろうとする態度こそが音楽自身と世界を確実に豊かにするのだと信じています。この編曲作品によって、ピアニストのみならず管楽器を愛好する人など、より多くの人がゼツメツキグシュノオトに耳をすまし、愛すべき彼らに想いを馳せていただけたら幸いです。この度の出版に際し編曲を快諾いただいた春畑セロリ氏と音楽之友社様、ブレーン株式会社の皆様、Lampiの皆様に心より深謝致します。
(中村匡寿)