金管6重奏：あの坂の向こう／広瀬勇人【アンサンブル楽譜】

この作品は2017年、ブレーンミュージックの委嘱により書き下ろし作品として作曲されました。私は高校生の頃に部活動でホルンを経験しました。この曲はその当時仲間たちと合奏やアンサンブルを楽しんだ想い出を懐古しながら作曲されました。
曲は3つの部分で構成されています。授業を終えて心躍る気持ちで練習に励む様子、練習を離れて仲間たちとゆったりとした時間を過ごす様子、本番に向けて練習に熱が入っていく様子をそれぞれ描いています。本番までの道のりを「坂」に例え、「坂の向こう」にある大きな喜びを共に目指す、といった意味を込めて曲名がつけられました。
編成はTrp.1/Trp.2/Hrn./Trb./Euph./Tubaの金管六重奏で書かれていますが、演奏団体の楽器編成によっては、以下の様に楽器を置き換えることが可能です。

Trp.2→Hrn.
Hrn.→Trp.またはTrb.
Trb.→Hrn.またはEuph.
Euph.→Trb.
Tuba→B.Trb　等

（広瀬勇人）