♪詳細情報♪
1.Recitativo
2.Scherzo
3.Aria
4.Danza
2.Scherzo
3.Aria
4.Danza
▼楽器編成▼
1st Percussion
3 Tom-toms
Wood Block
Bongos
2 Congas
締太鼓(opt.)
2nd PercussionWood Block
Bongos
2 Congas
締太鼓(opt.)
Tam-tam
Maracas
Bongos
2 Congas
Maracas
Bongos
2 Congas
3rd Percussion
Tubular Bells
Bass Drum
Floor Tom
Low Tom
Timpani (4)
Tam-tam
4th PercussionBass Drum
Floor Tom
Low Tom
Timpani (4)
Tam-tam
Xylophone
3 Suspended Cymbal
Tam-tam
Middle pitch Tom-tom
桶胴太鼓(opt.)
Tubular Bells
3 Suspended Cymbal
Tam-tam
Middle pitch Tom-tom
桶胴太鼓(opt.)
Tubular Bells
5th Percussion
Glockenspiel
Xylophone
Wood Blocks
鈴
6th PercussionXylophone
Wood Blocks
鈴
Vibraphone
7th PercussionMarimba
♪楽曲解説♪
寺田由美パーカッション・アンサンブル「ドライヴ」のために作曲しました。この楽曲もやはり拘り続ける「和」の道を発想の基点にしています。 題材は、浮世絵の中に醸し出された、華やかなイメージの根幹を、心象として捉えてみる、という発想で描いてみました。風俗画・風景画・役者絵など、題材の多くは、「浮き世」つまりは「現代」という、江戸そのものの移り行く風物は、何百年前のエモーショナルな風物といえ、今でもエモーショナルであることは、本当に不思議です。
構成は、4枚の絵からの、4つの心象を、4楽章に構成しました。
各楽章は、「Recitativo」「Scherzo」「Aria」「Danza」と、西洋音楽の古典組曲の様式をとっています。使用している音列は、全てJ-ペンタトニックから出来ています。なお、締太鼓・和太鼓の仕様については、種類・台数とも演奏者に委ねます。使用する方が良い、という意味ではありません。 楽章ごとに、ノン・ビート音楽とビート音楽で、交互に構成しています。1つの音列に、他の音が加わって来る、という対位の仕方で、音楽を進めています。その対位の中でが、エモーショナルな香りが発散されると思っています。
「ドライヴ」の演奏は、それぞれの心象表現は、鮮やかです。(櫛田てつ之扶)