マリンバ3重奏：雅～3人のマリンバ奏者のための／片岡寛晶【アンサンブル楽譜】

作曲者

片岡寛晶（Hiroaki Kataoka）

演奏時間

5分00秒 (約)

グレード

4

編成

マリンバ3重奏

Mari.音域

4 oct. ×1台

販売形態

販売譜（スコア+パート譜）

1台のマリンバを３人で演奏

この曲は、2008年・東京芸術大学の打楽器科有志演奏会にて初演されました。

マリンバアンサンブルといえば、ステージに3～4台ならべるのが一般的なスタイルですが、この作品は1台を3人が共有しあって演奏をします。

テーマは『和』！ 日本人の郷愁を誘う、獅子神楽や祭囃子。マリンバではどんな響きがするのか、耳を傾けていただけると幸いです。

冒頭は鍵盤楽器という事を忘れ、日本太鼓を思わせるようなイメージで打ってみましょう。楽器の都合上、密集した状態になるため、お互い演奏しやすいように体を傾けるなど工夫してみてください。

中間部は、テンポ・音色共に自由。情景など思い浮かべながら音を紡いでみましょう。

終盤は勢いよくパワフルに。掛け声（Ha!）は、〆とも言える重要な箇所ですので、カッコよく決めてください！

この曲の魅力は見た目の面白さもありますので、暗譜をする事でより一層視覚的効果もある、素敵なパフォーマンスに繋がるのではないかと思います。

（片岡寛晶）