金管5重奏：コン・マリンコニーア Op.119／酒井 格【アンサンブル楽譜】

中京圏でトランペット・フリューゲルホルン奏者として活躍する近藤万里子さんの誕生日に贈った作品。近藤さんがお得意なフリューゲルホルンをフューチャーした作品で、彼女が所属するブラスアンサンブル・ロゼのみなさんによる演奏で、2010年6月18日、愛知県海部郡大治町にあるエビスカフェでのライブで初演して頂きました。

タイトルは、英語だと「メランコリー」を意味するイタリア語で、彼女のニックネームである「こんまり」にかけています。悲しい出来事があって元気が無い。そんなことは誰にでもあること。そんな時、フリューゲルホルンの優しい音色を聴いて、慰められ、暖かい気持ちになれるように。そんな願いを込めた作品です。

（酒井 格）

【演奏上の注意など】
・とてもオシャレな曲なので、フリューゲルホルンの豊かな響きを楽しみながら、音符一つ一つを大切に演奏しましょう。
・臨時記号が多いので、伴奏のハーモニーの進行をよく聴き確かめながら演奏しましょう。
・全体的にゆったりとした雰囲気の曲なので、32分音符は急がないように、特に気をつけましょう。
・私はフリューゲルホルンの音色がとても好きです。この曲を演奏するすべてのみなさんが、フリューゲルホルンの魅力を存分に味わってもらえることを願っています。

(近藤万里子・トランペット奏者)