♪詳細情報♪
作曲者:ベラ・バルトーク(Bela Bartok)
編曲:森田一浩(Kazuhiro Morita)
演奏時間:6分50秒 (約)
グレード:4
編成:クラリネット8重奏
販売形態:販売譜(スコア+パート譜)
編曲:森田一浩(Kazuhiro Morita)
演奏時間:6分50秒 (約)
グレード:4
編成:クラリネット8重奏
販売形態:販売譜(スコア+パート譜)
楽器編成
Clarinet in E♭
1st Clarinet in B♭
2nd Clarinet in B♭
3rd Clarinet in B♭
4th Clarinet in B♭
Alto Clarinet in E♭
Bass Clarinet in B♭
Contra-alto Clarinet in E♭(or Contrabass Clarinet in B♭)
1st Clarinet in B♭
2nd Clarinet in B♭
3rd Clarinet in B♭
4th Clarinet in B♭
Alto Clarinet in E♭
Bass Clarinet in B♭
Contra-alto Clarinet in E♭(or Contrabass Clarinet in B♭)
♪楽曲解説♪
1996年、東京クラリネット・アンサンブルの4枚目のCD「華麗なるクラリネット・アンサンブルの世界 IV」(コジマ録音)のレコーディングに際して編曲したもの。当時、バルトーク(1881~1945)のいくつかの作品が著作権保護期間を満了したため、そのなかに含まれていた「ルーマニア民族舞曲」の編曲を私から提案した。原曲はピアノ独奏曲で、かつて自分でも弾いて愉しんだ思い出深い作品であった。
ハンガリーの作曲家(晩年はアメリカに移住)バルトークは、若いころに東欧諸国の民謡を蒐集し、後年それらの個性を分解・再構築させることで多分に難解な音楽語法をつくりあげた。しかし、この作品にはまだ複雑な書法はみられず、どちらかといえば民謡が生(なま)のまま使われているせいか、近・現代音楽になじみの薄い音楽愛好家のあいだでも人気曲となっている。全曲は、それぞれが特徴的なリズムに彩られた6曲の小曲から成り、すべてがアタッカで続けて演奏される。
(森田一浩)