金管12重奏＋打楽器(opt.)：クレズメリアナ／ヤン・デ・ハーン【アンサンブル輸入楽譜】

作曲：ヤン・デ・ハーン(Jan de Haan)
演奏時間：6:00（約）
グレード：中級
編成：金管12重奏＋打楽器(opt.)

Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
Bb Trumpet 3
F Horn 1
F Horn 2
F Horn 3
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Baritone/Euphonium
Tuba
Timpani (optional)
[Mallet Percussion] (optional)
[Percussion 1] (optional)
[Percussion 2] (optional)

イディッシュ語を話すユダヤ人、特に東ヨーロッパのユダヤ人による器楽音楽は「クレズマー（Klezmer）」として知られています。
この言葉はもともと、ユダヤ文化において結婚式で演奏する音楽家の呼び名でした。数日にわたって行われるユダヤの結婚式では、クレズマーの音楽家たちが踊りの音楽だけでなく、式中の儀式音楽や、披露宴で聴かれる音楽など、さまざまな場面で演奏をしていました。
当初、この音楽には特別な名前はなく、単に「ユダヤの結婚式の音楽」と呼ばれていました。
しかし1970年代にこの音楽が再び注目されるようになり、「クレズマー」という名で広く知られるようになりました。
この音楽にはバルカン半島の響きだけでなく、オリエンタルやジプシー音楽の影響も感じられます。
作曲家ヤン・デ・ハーンは、『Klezmeriana（クレズメリアナ）』において、既存のクレズマー旋律を用いることなく、クレズマー風のオリジナル曲を金管アンサンブルとオプションで打楽器の編成で作曲しました。