作曲

山田耕筰（Kosaku Yamada）

編曲

石川健人（Kento Ishikawa）

演奏時間

2:30

グレード

3

主なソロパート

A.Sax. / T.Sax. / B.Sax.

Trp.最高音

1st：F / 2nd：D♭ / 3rd：D♭

最小演奏人数

21名

編成

吹奏楽(小編成)

• • Piccolo (doub. Flute)
  • 1st & 2nd (option) Flutes
  • Oboe (option)
  • Bassoon (option)
  • Clarinet in E♭(option)
  • 1st Clarinet in B♭
  • 2nd Clarinet in B♭
  • 3rd Clarinet in B♭(option)
  • Alto Clarinet in E♭(option)
  • Bass Clarinet in B♭
  • Soprano Saxophone in B♭(option)
  • 1st Alto Saxophone in E♭
  • 2nd Alto Saxophone in E♭
  • Tenor Saxophone in B♭
  • Baritone Saxophone in E♭
• • 1st Trumpet in B♭
  • 2nd Trumpet in B♭
  • 3rd Trumpet in B♭(option)
  • 1st Horn in F
  • 2nd Horn in F
  • 3rd Horn in F (option)
  • 1st Trombone
  • 2nd Trombone
  • Bass Trombone (option)
  • Euphonium
  • Tuba
  • String Bass (option)
  • Timpani
  • Wind Chime
  • Suspended Cymbal
• • Finger Cymbals
  • Glockenspiel
  • Marimba
  • Chimes
  • Vibraphone (option)

2023年江戸川区立鹿本中学校吹奏楽部のために編曲し、同年第29回日本管楽合奏コンテスト全国大会にて編曲者自身の指揮で演奏されました。

「この道」は、旋律の素朴さと日本語の美しさが調和した山田耕筰の傑作の一つで、その味わい深さから多くの音楽の教科書に採用されています。吹奏楽ではポップス作品を演奏する機会が多いですが、日本の歌曲を演奏する機会はあまり多くないのではないでしょうか。また、昨今の部活動の「時短要請」のなかで、子どもたちの音楽の経験値を高めながらいかに活動を継続できるかを考え、「多様な音楽に触れる愉しみ」をキーワードに本作を編曲してみました。日本語独特の質感、曲中に出てくる感嘆詞、あるいは器楽曲との違いなど、あれこれ考えながら、興味の裾野がジャンルの枠をこえて広がってゆくことを願っています。（原曲の音節を尊重した上で拍子割りを一部変更しています。）

（石川健人）