少人数のバンドにも「吹奏楽らしい」演奏体験を。コンクールにおすすめのドラマチックな作品です。
楽曲詳細情報
- 作曲
- 和田直也(Naoya Wada)
- 演奏時間
- 5:40(約)
- グレード
- 3
- 主なソロパート
- Trp.
- Trp.最高音
- 1st:F / 2nd:F
- 演奏最少人数
- 21人
- 編成
- 吹奏楽
楽器編成
- Flute
- Oboe
- 1st Clarinet in B♭
- 2nd Clarinet in B♭
- Bass Clarinet in B♭
- 1st & 2nd Alto Saxophones in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- 1st & 2nd Trumpets in B♭
- 1st & 2nd Horns in F
- Trombone
- Euphonmium / Bassoon
- (Opt. 2nd Trombone)
- Tuba
- String Bass
- Glockenspiel
- Timpani
- Percussion 1
- Snare Drum
- Bass Drum
- Percussion 2
- Crash Cymbals
- Wind Chimes
- Hi-Hat Cymbals
- Triangle
- Suspended Cymbal
楽曲解説
私たちのまわりには様々な伝統や文化があり、少しずつその形を変えながらも、後世へと受け継がれてきました。演芸や工芸、祭などもその一つです。技術や手法はもちろん、先人たちの想いもまた現代へ受け継がれていることでしょう。このようなことは何も大きなことばかりではなく、私たちの日常にもありふれています。親から子へ、先生から生徒へ、先輩から後輩へ、何かの積み重ねが繰り返されて、今の私たちの生活があるのだと思います。誰かの苦労や努力が築き上げたものを次の世代へ受け継いでいくこと、それは多くの先人たちへの何よりの恩返しなのかもしれません。
2022年の夏に作曲。世界的に少人数・小規模のバンドが増えており、また楽器構成のバランスが決して理想的ではないバンドも多くなりましたが、そのような編成でも吹奏楽らしい演奏体験が出来ることを目指してスコアリングを施しました。
10人よりも少ない人数で演奏される場合はフレキシブル版での演奏をおすすめいたします。
(和田直也)