
※原曲演奏
楽曲詳細情報
- 作曲
- 三澤 慶(Kei Misawa)
- 演奏時間
- 5分30秒(約)
- グレード
- 3
- 主なソロパート
- A.Sax./Hrn./Euph.
- Trp.最高音
- 1st:F/ 2nd:D
- 最少演奏人数
- 19名
- 編成
- 吹奏楽
- 販売形態
- 販売譜(スコア+パート譜)
楽器編成
- 1st Flute
- 2nd Flute
- 1st Clarinet in B♭
- 2nd Clarinet in B♭
- Bass Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- 1st Trumpet in B♭
- 2nd Trumpet in B♭
- 1st Horn in F
- 2nd Horn in F
- 1st Trombone
- 2nd Trombone
- Euphonium
- Tuba
- Timpani
- 1st Percussion
- Snare Drum
- Suspended Cymbal (option)
- 2nd Percussion
- Xylophone
- Crash Cymbals (option)
- Glockenspiel
- Bass Drum
- 3rd Percussion (option)
- Suspended Cymbal
- Crash Cymbals
- Triangle
- Glockenspiel
楽曲解説
2006年度全日本吹奏楽コンクール課題曲が「小編成版」としてリニューアル。スクールバンドのコンクール自由曲に。
「海へ… 吹奏楽の為に」は2005年、第16回朝日作曲賞にて入選、2006年度全日本吹奏楽コンクール課題曲(IV)に採用された。私にとって初めての吹奏楽作品である。この度の出版にあたり、演奏会のレパートリーとして、またコンクールの自由曲として広く親しまれるよう、今日の吹奏楽シーンに合わせて再編集したものがこの「小編成版」である。
改訂にあたり、当時と現在の私の書法の相違を埋めるべく、フレーズ中のスラーの扱いや内声の構造などに若干の修正を行った。また、各楽器のソロ部分にオプションパートを設け、演奏団体に合った選択ができるよう変更されている。
本作を作曲する数ヶ月前の2004年12月、スマトラ島沖地震がインドネシアを襲った。地震とそれにともなう大津波により、大きな被害を受けた島の様子に私は衝撃を受けた。南の楽園のリゾートを呑み込む荒れ狂う海。多くの人にとって憧れの美しく穏やかな南の海が突如として牙をむき、人々の営みを無慈悲に破壊する光景。今まで我々が当たり前だと思っていたことが実は当たり前ではない事、人々が長い時間をかけて築き上げてきた文化や伝統、そして生命が、自然の前では一瞬にして葬り去られることがあるという事を思い知らされた出来事であった。(よもやその6年後、同じ海が我々の国に襲いかかり、さらに大きな被害を出すことになろうとは、当時は思いもよらなかった…)
それでもなお、私の中に憧れとしてある美しい海の風景、すなわち、岩に当たり砕ける波濤や凪の風景、また水平線を染める日の出の風景などを当時の感覚で描いたのが本作である。
(三澤 慶)











