♪詳細情報♪
編曲:杉浦邦弘(Kunihiro Sugiura)
演奏時間:3分00秒 (約)
グレード:3
主なソロパート:特になし
最少演奏人数:29名
編成:吹奏楽
販売形態:販売譜(スコア+パート譜 参考CD付き)
▼楽器編成▼
Flute
Oboe
Bassoon
1st Clarinet in B♭
2nd Clarinet in B♭ (div.)
3rd Clarinet in B♭
Bass Clarinet in B♭
1st & 2nd Alto Saxophones
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
2nd & 3rd Trumpets in B♭
1st & 2nd Horns in F
1st & 2nd Trombones
Euphonium
Tuba
Electric Bass Guitar
(or Synth Bass)
Piano
1st Percussion
♪楽曲解説♪
◆演奏上のアドバイス
吹奏楽団で演奏を経験する者にとって変ロ長調ほど親しみやすい調はないでしょう。中国の代表的なこのメロディーは、木管楽器のレガート奏法や金管楽器のリップ・スラーを習得するのに恰好の材料でもあります。和音も数種類しか用いていないので、初級バンドにおける合奏の基礎トレーニングにも役立てていただけると思います。小さな編成の楽団でも対応できるように不足する楽器やバランス的に弱い楽器を想定してスコアとパート譜には代奏のためのキューが細かく指示してあります。必要と判断される箇所でためらわずに活用してください。中~大編成の吹奏楽団の場合、ホルンは1st、2ndそれぞれ2本ずつ、合計4本で演奏する方が他のパートとのバランスがとりやすいでしょう。
ポピュラー曲を演奏する際、エレクトリック・ベース・ギターは欠かせない楽器です。是非、編成に加えてみてください。奏者がいない場合はシンセサイザーで代用するのもひとつの方法です。各パートが1本しかないようなごく小規模な楽団にとって、ピアノは大きな役割を果たすでしょう。また、シンフォニック・バンドではP.A.装置で音量を増幅するのも良いし、エレクトリク・ピアノやシンセサイザーで全体のサウンドをより色彩的にするのもバンドの個性が発揮できる方法のひとつです。ピアノやベース・ギターの楽譜にはコードが書かれているので、ギターを加えても良いでしょう。(その場合ドラムやパーカッション群のリズム・パターンを参考にしてください。)
《メドレーで演奏する場合》
メドレーで演奏したい場合は45小節目からの「Coda」を用いる。「Lover(愛人)」に繋げ、2曲をメドレーとして演奏する場合はD.S.後47小節目からの「Medley Coda」を用いる。演奏時間を短縮するのであれば、D.S.せず1コーラス(ストレート)で演奏しても良い。「Good Bye My Love(グッドバイマイラブ)」を加えた3曲をメドレーとして演奏する場合は、ストレートで演奏後「Medley Coda」に進み、3曲目は通常のエンディングを用いる。(演奏時間に物足りなさを感じるのであれば、どれか1曲をフル・コーラスで演奏しても良い。)
このシリーズの6曲全てを「Teresa Teng Greatest Hits(テレサ・テン・グレイテスト・ヒッツ)」として演奏する場合はD.S.せず、ストレートで「Medley Coda」に進む。