歌心に溢れる入魂の表現!
一貫した美しい音色と叙情的な歌心に定評があるデイヴィッド・デボルト。
歌劇「泥棒かささぎ」では彼の持ち味が存分に活かされた情熱的な演奏である。曲ごとにディナーミク、アゴーギク、色彩とニュアンスの変化を豊富に適用し、音楽に新たな生命を宿しているかのようだ。
また、ヴォーカルや弦楽器とのアンサンブルでは各楽器の音楽性が絶妙にブレンドしており、アンサンブルの妙を楽しめる。
演奏データ
演奏:
ファゴット:デイヴィッド・デボルト(David DeBolt)
ピアノ :ティモシー・エーレン(Timothy Ehlen)、ジャン・メイヤー・トンプソン(Jan Meyer Thompson)
ヴィオラ:エドワード・オルモンド(Edward Ormond)、キャサリン・デボルト(Katherine DeBolt)
チェロ:ケント・コリアー(Kent Collier)メゾ・ソプラノ:マリー・シュウ・ハイアット(Mary Sue Hyatt)
ソプラノ:シルヴィア・ヴィラリアル(Sylvia Villarreal)
■デイヴィッド・デボルト(David DeBolt)
カンザスシティー交響楽団、バーミンガム、タルサ・シンフォニー、サンタフェ・オペラの首席バスーン奏者を務め、ケント州立大学の名誉音楽教授を務めている。また国際ダブルリード協会のカンファレンスのパフォーマー常連であり、多くの欧州諸国でソロリサイタルを公演、有数の音楽学校でマスタークラスを開校している。
収録内容
[1] (ファゴットとピアノ)歌劇「泥棒かささぎ」 - カヴァティーナ/ジョアッキーノ・ロッシーニ(編曲:F. ベール)(6'00)
La gazza ladra (The Thieveng Magpie): Cavatina/Gioachino Rossini (arr. F. Berr)
(ファゴット、2 ヴィオラ、チェロ)四重奏曲 変ロ長調 Op. 46, No. 1 /フランツ・クロンマー
Quartet in B-Flat Major, Op. 46, No. 1/Franz Krommer
[2] Allegro(6'07)
[3] Andante(3'38)
[4] Menuetto: Moderato(3'08)
[5] Rondo(3'06)
[6] (メゾソプラノ、ファゴット、ピアノ)歌劇「メデア」 第3幕 ネリス(イタリア語歌唱)/ルイジ・ケルビーニ(5'52)
Medea (Medee), Act III: Neris (Sung in Italian)/Luigi Cherubini
[7] (ファゴットとピアノ)魔法の王様/デジレ・ディオー(3'58)
Les rois mages/Desire Dihau
[8] (ファゴットとピアノ)華麗な幻想曲/カシミール=テオフィル・ラリエ(10'44)
Fantaisie brillante/Casimer-Theophile Lalliet
[9] (ソプラノ、ファゴット、ピアノ)旅への誘い/エマニュエル・シャブリエ(7'39)
L'invitation au voyage/Emmanuel Chabrier
[10] (ファゴットとピアノ)道化師の朝の歌/モーリス・ラヴェル(6'35)
Alborada del gracioso /Maurice Ravel