アンサンブル楽譜シリーズ「ブレーン・アンサンブル・コレクション」のパーカッションアンサンブルの中でも人気の高い金田真一作品全8曲を収録。
世界中のさまざまな打楽器によるオリジナルアンサンブル曲の収集・分析・演奏を目的として結成された「パーカッションアンサンブル『A-UN』」の演奏により録音され2006年に発売された「ブレーン・アンサンブル・コレクション vol.4」の完全リメイク盤。
ジャケットの一新やブックレットへの掲載情報の充実など、改善点多数!聴いて楽しい、演奏してもっと楽しい、必携盤です。また、演奏のワンポイントアドバイスも楽譜と併せて是非ご活用ください!
■金田真一(かねだしんいち)プロフィール
1960年11月2日浜松生まれの打楽器奏者、作曲家、サウンドアーティスト。東京学芸大学教育学部音楽科中退。打楽器を山本真理子、塚田靖、松倉利之、山口恭範の各氏に作曲を尾崎敏之氏に師事。83年仏現代音楽作曲コンクール入選。85年筑波科学万博「未来芸術祭」に出演。
90年、大阪花と緑の博覧会で政府館の音楽製作に参加。打楽器リサイタル5回。現代音楽の作品展7回。2003年から「音響彫刻」の制作と演奏活動を展開。インターネット等で中高生とも親しく交流し、若い奏者のために8曲の打楽器アンサンブル曲を作曲した。
2004年5月17日、多くの夢とアイディアを抱きながら43歳で生涯を閉じた。
演奏データ
■パーカッションアンサンブル『A-UN』
2001年に小川裕雅・萩原里香・堀内聖子・堀内吉昌の4名により、世界中のさまざまな打楽器によるオリジナルアンサンブル曲の収集・分析・演奏を目的として結成。主な演奏活動は、広島での6回のリサイタルのほか、毎年5月に開催される「打楽器ワークショップ」などでの後進の指導や、イベント全般のプロデュースも行っている。