トラヴェルサーダ／オリヴァー・ヴェースピ【吹奏楽輸入楽譜】

作曲：オリヴァー・ヴェースピ(Oliver Waespi)
演奏時間：11:55（約）
グレード：5
編成：吹奏楽

Flute 1
Flute 2
Flute 3 / Piccolo
Oboe
English Horn (optional)
Bassoon 1
Bassoon 2
Contrabassoon (optional)
Eb Clarinet
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Eb Alto Clarinet
Bb Bass Clarinet
Bb Contrabass Clarinet (optional)
Eb Alto Saxophone 1
Eb Alto Saxophone 2
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone

Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
Bb Trumpet 3
F Horn 1
F Horn 2
F Horn 3
F Horn 4
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Baritone / Euphonium 1
Baritone / Euphonium 2
Tuba
Violincello (optional)
String Bass

Harp (optional)
Timpani
[Mallet Percussion]
[Percussion 1]
[Percussion 2]

「Traversada（トラヴェルサーダ）」は、レート・ロマンス語で「峠越え」を意味します。峠を越えることには不確かさや危険が伴いますが、同時に希望や新たな出会いの可能性も秘めています。
トラヴェルサーダの旅に出るということは、慣れ親しんだものを後にし、新しい世界へ踏み出すことを意味します。
この作品は、別れと再会の不確かさを歌ったロマンシュ語の歌に基づいており、まさにそのような旅路を音楽で描いています。
冒頭では舞台裏のソリストたちがメロディーの断片を奏で、その後ドラマティックな展開が始まります。
音楽は激しく変化し、やがて静かな部分へと移行。そこでは原曲のメロディーが、パルスのように脈打つ消音された音色で奏でられます。
終盤に向けて音楽は徐々に再構築され、最後には生き生きとした旋律モチーフが再び姿を現し、晴れやかで高揚感のあるエンディングを迎えます。