テューバ＆ピアノ：ウォーキング／アンソニー・プログ【ソロ輸入楽譜】

作曲：アンソニー・プログ(Anthony Plog)
演奏時間：3:30（約）
グレード：中級
編成：テューバ＆ピアノ

Tuba, Piano

《Adventures in Brass（ブラスの冒険）》は、アンソニー・プログによって作曲された6つの金管ソロ作品からなるシリーズです。このシリーズは、インディアナ大学ブルーミントン校のジェイコブズ音楽院において、「CAP ventures（大学進学オーディション準備）」プログラムのディレクターであるM・ディー・スチュワートの委嘱により誕生しました。
各作品はそれぞれ異なる金管楽器とピアノのために書かれており、プローグ特有の独創的で個性的な作風が明確に表れています。
収録作品には、トランペットのための《Musings（思索）》、ホルンのための《Eckig Blues（エッキッヒ・ブルース）》、トロンボーンのための《Divergent Roads（分かれ道）》、バストロンボーンのための《Initiatives（取り組み）》、テューバのための《Walking（ウォーキング）》、そしてユーフォニアムのための《Prelude-Tarantella（前奏曲とタランテラ）》があります。
これらの作品はいずれも3分半から4分程度の演奏時間で、短いながらも各楽器の魅力を引き出し、リサイタル・プログラムに彩りを添える内容となっています。
なお、アンソニー・プログの作品では変化記号の使用に関して特に注意が必要です。彼の作品には多くの変化記号が含まれており、国際的な楽譜表記のルールに従って演奏する必要があります。
すなわち、小節内の変化記号はその小節限りで、次の小節には影響せず、また、あるオクターブの変化記号は他のオクターブには及びません。
さらに、混乱を避けるために、同じ小節内で変化記号が繰り返される場合には、括弧内に小さく記されることがあります。
このシリーズは、技術面と音楽的表現の両面において、演奏者にとって挑戦しがいのある内容であり、世界中の金管奏者に愛される作品となっています。