原題:Four Miniatures/Joseph Turrin
楽曲詳細情報
- 作曲
- ジョセフ・トゥーリン(Joseph Turrin)
- 演奏時間
- 9:00(約)
- グレード
- 中級
- 編成
- トランペット&ピアノ
- 収録曲
- 楽曲構成:全4曲
I. Fanfare
II. Intermezzo
III. Canto
IV. Tarantella
楽器編成
Trumpet, Piano
楽曲解説
《4 Miniatures(4つの小品)》は、2000年にニューヨーク・フィルハーモニックの副首席トランペット奏者であるロバート・サリヴァンの依頼により作曲されました。
彼のCD《Kaleidoscope》(Summit Record, Summit 317)のために書かれたもので、それぞれ個性的ながらも様々な形で結びついた4つの短い楽章から成ります。
各楽章の特徴
1. Fanfare(ファンファーレ)
トランペットの華やかなファンファーレの要素に、叙情的な要素を融合させた楽章。幽玄なエコー効果や短いフレーズの反復が織り交ぜられています。
2. Intermezzo(間奏曲)
ピアノが流れるような8分音符を奏で、その上でトランペットが長く官能的なメロディを歌うワルツ。
3. Canto(カント)
比較的自由な形式を持ち、トランペットとピアノが対話するような楽章。透明感があり、ショパンの夜想曲を思わせるような高尚な雰囲気が漂います。
4. Tarantella(タランテラ)
軽快な6/8拍子で、トランペットとピアノがアイデアを掛け合いながら展開する楽章。組曲を陽気に締めくくるフィナーレです。
作曲者ジョセフ・トゥリンは、この曲を通して多様な表情を持つ4つの楽章をまとめ上げ、トランペットとピアノの対話を巧みに描き出しました。


















