交響組曲「1941年」／セルゲイ・プロコフィエフ(ヨハン・デメイ)【吹奏楽輸入楽譜】

作曲：セルゲイ・プロコフィエフ(Serge Prokofieff)
編曲：ヨハン・デメイ(Johan de Meij)
演奏時間：14:00（約）
グレード：5
編成：吹奏楽
楽曲構成：全3曲
I. In Battle（戦いの中で）
II. At Night（夜にて）
III. For the Brotherhood of Man（人類の兄弟愛のために）

Piccolo
Flute 1
Flute 2
Oboe 1
Oboe 2
English Horn
Bassoon 1
Bassoon 2
Contrabassoon
Eb Clarinet
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Eb Alto Saxophone 1
Eb Alto Saxophone 2
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone

Bb Cornet 1
Bb Cornet 2
Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
Bb Trumpet 3
F Horn 1/3
F Horn 2/4
Trombone 1
Trombone 2
Bass Trombone
Baritone / Euphonium B.C.
Baritone / Euphonium T.C.
Tuba in C
Cello
Strig Bass

Harp
Piano, Celesta

Timpani
[Mallet Percussion]
[Percussion 1]
[Percussion 2]
[Percussion 3]

《1941年》は、第二次世界大戦中に作曲されました。
1941年、ドイツがソ連への攻撃を開始した際、プロコフィエフは他の作曲家たちと共にカフカス地方へ避難しました。そのような状況の中で、この交響組曲の制作を始めました。同時に、壮大なオペラ《戦争と平和》や《弦楽四重奏曲第2番》にも取り組んでいました。
この組曲は3つの楽章からなるオーケストラ作品で、歴史の激動の時代を描写した感動的で心に響く音楽となっています。
作曲者自身が以下のように楽章を説明しています。
第1楽章：戦いの中で
「激しい戦闘の情景。時には遠くから、時にはまさに戦場そのものとして聴衆に伝わる。」
第2楽章：夜にて
「詩的な夜の情景。しかし、差し迫る衝突の緊張によってかき乱されている。」
第3楽章：人類の兄弟愛のために
「勝利と民族の兄弟愛への賛歌となる、荘厳で叙情的な楽章。」

この作品は、困難な時代を生き抜いた人々の感情や希望を鮮やかに音楽で表現した、歴史的な意義を持つ名作です。