♪詳細情報♪
I.マーチ March 2:29
II.ワルツ Waltz 3:02
III.ロンド Rondo 2:39
演奏時間:8分10秒(約)
グレード:3.5
編成:吹奏楽
出版社:ベルウィン(Belwin)/アルフレッド・パブリッシング(Alfred Publishing)
販売形態:販売譜(スコア+パート譜)
Piccolo
1st Flute
2nd Flute
1st Oboe
2nd Oboe
Clarinet in E♭
1st Clarinet in B♭
2nd Clarinet in B♭
3rd Clarinet in B♭
Alto Clarinet in E♭
Bass Clarinet in B♭
Contra-alto Clarinet in E♭
1st Bassoon
2nd Bassoon
1st Alto Saxophone in E♭
2nd Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
2nd Cornet in B♭
3rd Cornet in B♭
1st Trumpet in B♭
2nd Trumpet in B♭
1st Horn in F
2nd Horn in F
3rd Horn in F
4th Horn in F
1st Trombone
2nd Trombone
2rd Trombone
Baritone
Baritone Treble Clef
Tuba
String Bass
Timpani
Percussion 1
Bass Drum
Cymbals
Gong
Xylophone
Field Drum
♪楽曲解説♪
ロバート・ジェイガー(1939-)はアメリカ海軍音楽学校の編曲者になったことをきっかけに吹奏楽作品の作曲を始めました。全米吹奏楽指導者協会(ABA)が優れた吹奏楽作品に送るオストウォルド賞を3回受賞していますし、アメリカの空軍バンドや海軍バンドから作品を委嘱されるなど高い評価を得ています。
日本でも1977年の全日本吹奏楽コンクールの課題曲として《ジュビラーテ》を委嘱されたり、《シンフォニア・ノビリッシマ》(BCL1)や《吹奏楽のための交響曲》などがコンクールで多く取り上げられていました。これらの作品に見られるロマンティックで抒情的な旋律が人気を得たのでしょう。
この《第3組曲》は1965年に書かれた作品で、上に挙げた代表作に見られるようなロマンティックな雰囲気ではなく、ユニークな技巧とアイデアが盛り込まれています。
第1曲「マーチ」
通常は4拍子で演奏される行進曲ですが、ここでは7拍子(4/4 + 3/4 拍子)または5拍子で演奏されています。
第2曲「ワルツ」
この曲も、3拍子で演奏されるはずのワルツが 5/4 拍子で演奏されています。静かな雰囲気が続きますが、突然騒がしいコーダが割り込んできます。
第3曲「ロンド」
ロンドは、ある同じ旋律が異なる旋律を挟みながら繰り返される楽曲の形式です。この曲はABACABAという形になっています。まずはコルネットで主題「A」が演奏され、それに音階的な主題「B」とピッコロが演奏するユーモラスな主題「C」が絡みながら曲が進行しますが、最後の「B」の部分では「C」の旋律が重なって演奏されます。