柔らかなクラリネットアンサンブルから始まる慈愛に満ちた楽曲。繊細なソロの響きとドラマティックなトゥッティのコントラストも秀逸。

比較的聴きやすい構成とはうらはらに、演奏者にとっては相当な馬力と強靱な精神力を要する楽曲。

小編成でも演奏可能。曲はプレリュード[3:47]―ワルツ[2:47]―間奏曲[4:03]―終曲[3:48]からなっている。いずれも単純、明快な楽しい曲である。

曲は４つの楽章からなっている。中級程度の演奏技術で充分音楽の楽しみが得られる。

1996年吹奏楽コンクール課題曲として広く演奏された同名曲の原典版。

自然な美を音楽で表されることを願って作られた１曲。

「チャンダン(長短)｣と呼ばれる韓国の伝統的なリズムを大いに活用し再構成させています。

消防士の活躍をテーマとした、マーチ風の曲。曲の最後は、実用的なマーチにも使えるように最後まで四拍子を崩さないエンディングと、盛大な印象を残すエンディングの二つを用意しました。

4つの民族打楽器をフィーチャーした一種の協奏曲ともいえる形式です。韓国の伝統的なリズムパターンである長短（チャンダン）に基づく複雑な曲調はインパクト大！

数多くの沖縄民謡から３曲を選び、そこに自作の沖縄風旋律断片を加えながら組み立てた。2003年「第１回comines-warneton国際作曲コンクール｣イブ・ルルー賞受賞作品

非常に限られた音楽素材（旋律断片・リズム要素・音階構造）のみを用いて、明瞭な三部形式で書かれています。

どの変奏も親しみやすい性格で、同時に全てのパートが技巧的でもあり、練習曲としても演奏会用小品としても相応しい作品。

この曲は、人生の中で何回か訪れる心からの喜びや感動を感じる瞬間（とき）への讃歌です。

３つのテーマはそれぞれ調性は違うが、短音階上の同じ４音で開始される。それぞれの音楽の性格や雰囲気の違いも味わえる。

民謡《安曇節》の中に出てくる特徴的な合いの手や、その旋律の断片をつなぎ合わせ再構築された。30人以下でも演奏可能。

オーネット・コールマンの作曲したオーケストラ曲「アメリカの空｣に感動し、自分もこのような曲を作りたいと思い作曲された。

タイトルは「十月に宿る超自然の力」という意味。

曲は夕暮れ時の不穏な心理を象徴するような、揺れ動く楽想が全体を支配しているが、最後には、すっかり陽が暮れて再び心が落ち着いていく様子も感じ取れるだろう。

和の楽器やリズムを用い、妖艶な冒頭、躍動的な後半と様々な表情を見せる、和テイストの作品。

天照大神の孫を題材にした作品。和の楽器やリズムを用い、妖艶な冒頭、躍動的な後半、様々な表情を見せる。

マカーム（中東音楽）を用いた独特な旋律が、打楽器のリズムと相まって連符となり駆け巡る！躍動的な作品。

前半は、神秘的な宇宙を流星が飛び交うさまを表現。後半は混沌とした世界を突き進む明るいマーチですが、時折それを壊すような衝撃的な響きは、宇宙の星々の突然の変化や、衝突する様を表現しています。

東日本大震災で被災された全ての人々に献呈されており、救済と復興に向かう人々の力強い姿を描写した作品。