悠々と広がる山の風景を描いたゆったりとした曲想で、楽器の音域・技術・編成の偏りなど考慮された作品。

オリエンタルな響き、ロシア音楽の躍動、中東や中国の音階、シンフォニックサウンドなど様々な音楽様式が魅力。

ブルガリア民族音楽を使用。ルーマニア民族舞曲(バルトーク)やスラブ舞曲(ドボルザーク)のような類の作品。

厳しい冬の寒さ、壮大な山々、深い森の情景、そこに集まる陽気な神様。そんなイメージで物語「曲」は構成されています。2018年小編成改作版。

タイトルはラテン語で「もっと先へ」「更なる前進」。何かを予感させる冒頭から映画音楽のようにエキサイティングに展開する、リズミックで輝かしい作品。

「村上水軍」をテーマにしたダイナミックな作品。迫力を増して進むシリアスな曲調はコンクールにぴったり。

1年間の季節の移ろいを描いた組曲から、秋から春にかけての4曲をセレクトし、色彩感豊かにアレンジ。

打楽器やコーラスを効果的に用いた和の彩り鮮やかなサウンドで、人数が少なくても華やかな印象を与えます。

京都の年中行事「おけら火」「大文字の送り火」「鞍馬の火祭り」を描いた作品。

組曲の第2楽章のみを編曲、原曲の2台ピアノを1台の連弾で演奏できる。作曲者20代のみずみずしい感性と美しい色彩的な響きにピアノが彩を添え、多彩な音色が展開されます。

ル・シッドは11世紀スペインが舞台のオペラ。スペインの伝統音楽が取り入れられた第2幕第2場冒頭のバレエ音楽のうち、明るく華やかな最後の2曲をアレンジ。

マカーム音階に加え、現代的な音楽様式、また中東のリズムパターンを活かしたエネルギッシュな作品。

Fairytale=おとぎ話。パステルカラーのかわいらしい童謡の世界が目に浮かぶ♪

12音技法（ドデカフォニック）を用いて作曲。近代管弦楽作品を思わせるクラシカルな響きをベースに酒井氏のエッセンスが光る作品。

管楽器を打楽器に見立てたようなリズミカルなオーケストレーションの熱くドラマチックな音楽。

コンテンポラリー風の前半と、伝統音楽を用いた和風な後半で構成。打楽器は見せ場も多く、頻繁に持ち替えがあるが、管楽器は比較的演奏しやすい。

冒頭のメロディーが展開を繰り返し壮大なコラールへと変貌する。和声展開と転調の手腕が発揮された作品。

レスピーギの隠れた名曲！テーマと12のバリエーションからなる、25分にわたる作品。息の長い抒情的なテーマが、レスピーギらしい華麗な変奏によって姿を変えていく。第７変奏は各楽器のカデンツァとなっている。

2007年版の続きの場面の音楽から始まる。悲劇のクライマックスに向かう、重厚なオペラの世界を堪能できる。

能「桜川」の物語が題材。激しさだけでなく、桜のような儚さや切なさも感じられる。

感動的な旋律あり、迫力のサウンドありの変化に富んだ本作。ソロがなく金管の音域も配慮されている。

大編成吹奏楽のシンフォニックで重厚なサウンドを追求し、高い緊張感の持続を特徴としています。

陽に照らされることで様々な色に輝く雲に、それぞれの輝きを放つスクール・バンドを重ねて作られた作品。

全曲版よりパートの内訳を再編し、ウインド・アンサンブル様式の繊細な表現が可能となった。