限られた部活動時間を有効活用
プレイヤーズ・スコアのすゝめ #2
実際にプレイヤーズ・スコアを練習に取り入れている先生の声を聞いてみました。
「青のやまなみ/広瀬勇人」を練習している中学校のH先生
コロナ禍で集まって部活ができず・・・
生徒たちはコンクールの自由曲を早く練習したいという気持ちがあったものの、新型コロナウイルスの影響で今年1月~ゴールデンウイーク前まで部活ができませんでした。部活として集まることができない期間には、一人ひとりがプレイヤーズ・スコアと音源で勉強したほか、部活ノートを使って「スコアを読んで気付いたこと」「この旋律はこんなイメージで演奏したい」「同じ動きの○○さんと相談してごらん」等、先生と生徒でコミュニケーションを取りました。
楽譜を深く読めるようになりました
以前からスコアを見たいという生徒は多く、1冊のスコアをみんなで見ることがありましたが、1人1冊スコアがあると想像以上にしっかり読み込む生徒もおり、びっくりしました。マーカーで色分けをして互いの役割を確認するだけでなく、和音について意識するようになった子、移調譜を読めるようになった子もいました。
合奏がスムーズに進められます
10人台の少人数で活動しているため、休符になっている管楽器の奏者が一時的に打楽器に持ち替えることもあります。そんな時にスコアを見ることができると、スムーズに合奏を進めることができます。
<部員の皆さん全員が所有>
今年のコンクール出場:中学校
編成:10人台