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一聴して思わず「おもしろい!!」と叫んでしまうような、非常に魅力的な曲!「夜明けの小川の歌」とでも訳すのでしょうか。夜明けの凜とした空気や小川のせせらぎが醸し出す空気感。少ない人数で大きな効果を生むように書かれています。冒頭部、ピアノはぜひ使・・・
楽曲詳細情報
- 作曲
- ジェリー・グラステイル(Jerry Grasstail)
- 演奏時間
- 7分00秒(約)
- グレード
- 3.5
- 主なソロパート
- Fl. / B♭Cl. / S.Sax. / Euph. / Piano / 3 Tom-toms & Bongos
- Trp.最高音
- G
- 演奏最少人数
- 18名
- 編成
- 吹奏楽(小編成)
楽器編成
- 1st Flute (doub. Piccolo)
- 2nd Flute
- 1st Clarinet in B♭
- 2nd Clarinet in B♭
- Bass Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Trumepet in B♭
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium
- Tuba
- String Bass
- Piano
- Percussion 1
- Foot Bass Drum
- 3 Tom-toms / Tam-tam
- Suspended Cymbal
- Hi-Hat Cymbal / Anvil
- Percussion 2
- Snare Drum / Bass Drum
- Suspended Cymbal / Bongos
- Anvil / Crotale
楽曲解説
本作品「オーバード・ストリーム」は、青梅市立第六中学校(東京)創立70周年の記念委嘱作品である。
初演された2017年当時の部員は7名、Fl.&Per.&Pf / Fl.&Per. / Cl.&E♭.Cl. / Cl. / S.Sax.&T.Sax. / A.Sax. / B.Sax.&A.Sax.という木管楽器と打楽器のみの編成だったが、担当パート以外の楽器が吹ける奏者や、中には打楽器もフルートもピアノも弾ける奏者が在籍していたこともあり、作品全体をピアノコンチェルタンテ風に仕立てることにし、通常ではありえないような持ち替えもしていただいた。曲の冒頭がラフマニノフの名曲である理由も、この「ピアノを軸とした吹奏楽」を念頭に置いたためである。無論、コンチェルトではない。このバージョンでは金管も加わり、原曲より大きな編成になっているが、本質はほぼ変えていない。
タイトルにあるオーバードは「夜明けの歌」、ストリームは「小川」の意。これは、同校のそばを流れる小川(渓流と呼ぶ方がふさわしいかもしれない)のせせらぎと景観の美しさに触発されたもので、緑豊かな自然に囲まれた環境や、校舎から見える素晴らしい風景に敬意を込めてそう名付けた。
以下は、同校の創立記念式典に寄せた拙文を、編纂・抜粋したものである。演奏される皆さんの環境に合わせて、作品のイメージを膨らませる一助になれば幸いである。
『音楽室からうっすらと聴こえてくるピアノの音色。「鐘」の音・・ラフマニノフのあの調べだ。学校のチャイムとは何か違うその鐘の音に誘われて、クラリネットがゆっくり歌いはじめる。遠くしなやかなその歌は、そばを流れる小川のせせらぎのよう。色や形を少しずつ変化させながら、穏やかな音飛沫に溶け込んでゆく。突如現れるピアノの螺旋、やがて音楽室に掲げられた作曲家たちの肖像画から、さまざまな音言葉が現れはじめる。』
(ジェリー・グラステイル)