作曲者：日下部進治(Susumu Kusakabe)
演奏時間：5分40秒 (約)
グレード：4
編成：サクソフォーン5重奏
販売形態：販売譜（スコア+パート譜）

1st Alto Saxophone in E♭
2nd Alto Saxophone in E♭
1st Tenor Saxophone in B♭
2nd Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭

タイトルは古代ローマで人気があった道化喜劇を意味する。そしてこのピースは、日本のバブル期のサウンドを彷彿させるように書いた。

今このときの映像などを見た時に(その街並みや、やたらに太い眉毛、やたらにとがった車など)、そのファッションや趣向性に喜劇のような面白さや切なさを感じる…。しかしその「一瞬」を縦横無尽に、真面目に、そして懸命に謳歌するアクティブな「本能的な力強さ」に、羨ましさを感じずにはいられない。つまりほんの少し前のサウンドをベースにして、理屈や理論ではなく「感情や感覚」により、今(一瞬)を感じることをテーマにしたかった…。

(日下部進治)